ディープフェイク画像や動画が簡単に作れるroop unleashedの紹介
はじめに
静止画像や動画の顔を簡単に入れ替えられるWEB UIのライブラリの紹介です。もともとはroopというライブラリがありましたが、そのフォークとして登場しているのがroop-unleashedです。大元のroopはアップデートの停止が発表されました。やる気がなくなったらしいです。
準備
インストール
大前提としてPythonをインストールしておいてください。あとはgitクローンで必要ライブラリをインストールするだけです。
git clone https://github.com/C0untFloyd/roop-unleashed.git
cd roop-unleashed
pip install pip install -r requirements.txt #仮想環境にインストールする事を推奨
実行
Web UIが立ち上がります。立ち上がらない場合はターミナルのRunning on local URL:のURLにアクセスしてください。
python run.py
使い方
1に”使いたい顔画像の写真”を入れます。顔が複数含まれる場合は3で任意の顔をクリックします。
2にターゲット画像や動画を入れます。動画の場合は出力フレームレートを4で指定します。0だとオリジナルと同じ。
5をCodeformerにします。None以外ならなんでもいいです。Noneのままだと変換後の顔が低画質で不自然になります。その下の数値はどのくらいクッキリさせるかって感じのパラメータです。デフォルト以上の数値がいいでしょう。
6はターゲット画像のだれの顔を変えるかという設定です。
あとは特にいじりません。各機能は英語のままの意味です。
スタートボタンで変換開始
写真ならすぐに変換が終わります。
動画の時のアドバイス
動画でもかなり自然に顔が変わります。変換速度はマシンスペックに大きく依存します。あまりに遅いと思うならVideo FPSを小さくするといいでしょう。自分のMacだとNVIDIA GPUが使えないので5分の動画が忍耐の限界でした。NVIDIA積んでたらもう少し早いかも?
他の機能
試してませんがライブカメラでリアルタイムでの変換もできるようです。
セッティング項目はデフォルトのままでいいと思います。
オラわくわくしてきたぞ。じゃあ。
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