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気が弱くてもシングルタスクをすれば言うべきことは言える

気が弱くて言うべきことが言えない、そんなことありませんか?

私はそうです。

長らく、この気の弱さを治したいとあれこれ試してみましたが、結論としては上手くいかず現在に至ります。また、気の弱さは裏を返すと優しさになることもあり、そう考えるとこれは私の特徴であり、良くも悪くも付き合っていかざるを得ないものだと得心している次第です。

さて、気が弱いのはどうにもならないとして。では、そもそも気が弱いことの何が問題だったのか?を考えると、問題は気が弱いこと自体ではなく、それによって言うべきことが言えないことだと言えます。逆に言えば、言うべきことが言えれば別に気が弱くたって問題ないわけです。

では、そんな方法があるのか?残念ながら確実な克服法はわかりません。しかしながら、比較的言うべきことが言えてしまう時の傾向がありました。

それはシングルタスクをしている時は言うべきことが言える傾向です。

推察するに、シングルタスクをしている時というのは、エネルギーが集中して高まっており少々の障害を乗り越えてしまいます、そして集中しているが故に(相手の反応など)余計なことを考えません、さらに、これしかやっていないわけですからそこで譲ったら後がないので退きがたいのです、言い訳がないですし。

逆にマルチタスクを行っている時というのは、エネルギーが分散して相手の熱量に簡単に負けます、集中していないので余計なことが頭の中に渦まきます、そして他のことでポイントが稼げ得るから退けますし、他のこともやっているという言い訳が(自分に対して)できてしまいます。

こう考えると言うべきことを言う能力は性格の問題ではなく、純粋にテクニカルな問題として解決できる(のではないか?)と思う次第です。

気の弱い方はシングルタスクを意識して、集中して過ごすことを試してみる価値があると思います。お試しあれ。

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