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スタリオンパレード・種牡馬展示会のニュース雑感

この記事は、2023年2月12日16時〜 Twitterスペース 芯力休憩所 #10「真打始動」からの文字起こしです

蒼山サグ(以下、蒼):今週はスタリオン各所でパレードなどがあったので、その辺のニュースについて、ゆたさんお願いできますでしょうか?

くらみゆた(以下、ゆ):はい、今回この時期毎年スタリオンのニュースが出てくるんですけども、今回ちょっと面白かったのが、関係者のコメントが一番充実していたのが日刊スポーツの競馬記事で、(今回)ちょっとこんなことをと紹介する話が、割と日刊スポーツによく出てましたというところが一つの(気になった)ところですね。簡単にパレードがあったところ、紹介あったところからいくと、イーストスタッド。こちらだとホッコータルマエが毎年毎年(種付料が)上がってきていて、今年300万というところで、非常に順調な種牡馬としての評価が上がっているというのが印象的でした。ウマ娘的にも注目がある血統でございますし、特にダート1800あたりでよく見る種牡馬でありますので、今後楽しみだなというふうに思っております。

:はい、ありがとうございます。ちなみにイーストスタッドは夏季のみ見学可能なので、牧場見学にまだ慣れていない方は、訪問の際必ずルールを確認して下さい。

:大切な話ですね。続いて順番にいくと、社台スタリオン。こちらいっぱい有名な馬がいるんですけれども、ニュースの中で気になったのはサリオスの紹介の中で、堀調教師が「今、日本の競馬を見ている中で、少し血が重くなっていてスピードが足りない印象がある」と。なのでサリオスがそういうところに対して、スピード・瞬発力をもたらされるんじゃないかというコメントをしていたのがちょっと印象的でした。この辺は現場の調教師、しかもトップステーブルの方の話なので、やっぱりディープ亡き後ちょっとスピード不足だなという印象は現場でもあるんだなというのを感じました。あと紹介した中に、森調教師、調教助手として担当した方みたいなんですけど、コメントされてましたので、これは一口的には森調教師のところに入ったサリオス産駒がいたらちょっと注目なのかなと個人的には思っております。

:続いてビッグレッドファームにいくと、ゴールドシップが気性難じゃないよってアピールしたのが微笑ましいなと思ったのが一つと、あとベンバトルですね、こちらはダーレー、ゴドルフィンから来ている、ドバイターフではヴィブロスリアルスティールディアドラ、この辺を寄せ付けずに圧勝したというところで、日本への適性も非常に楽しみなDubawi産駒というところで、ちょっとビッグレッドファームらしくないというか、久々の大物というところがあるので、以前というとロージズインメイも結構鳴り物入りできて、最近やっとちょっと牝馬の子供が結果出してるけどっていうところですけれども、ベンバトルも楽しみだなと思いました。

:優駿スタリオン、こちらについてはゴールドアクターが50万円なんですが、最近勝ってるんで、この値段だとちょっと安いなと思ったのが個人的な感想です。あとはアルクトスですかね。山口オーナーがシャインガーネット付けると強いアピールをしていたのが印象的で、アグネスタキオンの血統を残すとすると、アドマイヤオーラからアルクトスが最後の砦というイメージがあるので、なかなかロマンだけでは競馬できないですけれども、アグネスタキオン自体は私が競馬を見てる頃に鮮烈な印象があった馬ですので、ここで血統が残ってくれたら楽しみだなと思いました。

:ブリーダーズスタリオンステーション、こちらで言うとグレーターロンドンが去年からだいぶ走ってるんですけど、まだ150万円なんですよね。上がってはいるんですけど、他に比べるとまだ安い感じがするので、今年も人気になるんだろうなというのを感じました。あと最後、アロースタッド、こちらはビッグアーサーがすごい走ってるので注目だなというところと、あとヘンリーバローズが今回出てたんですけど、こちらシルバーステートの弟っていうところで、未完の大器の弟で未完の大器っていう2クッションを挟んでるんですよね。なかなか何かのすごい強い走った馬の弟の未完の大器とか、自分自身が未完の大器っていうのがあるんですけど、未完の大器の弟でさらに未完の大器っていう種牡馬っていうのはなかなか珍しいなと思いました。

オンファイアとかビワタケヒデとかをもう一段飛躍させたようなプロフィールですよね。

:そうですね、オンファイアありましたね。ちょっとオンファイアを思いを起こせる、その路線ですよね。その路線の三番煎じ的な感じを感じるものを感じました。あとはグローリーヴェイズの紹介で、三冠牝馬メジロラモーヌを三代母にもつディープインパクト産駒ですって書いてあったんですけど、それ聞いてつけたいって思う生産者いるのかなっていう、ファン向けには推すけどみたいなことをちょっと思いました。

:ウイニングポストなら三冠配合でボーナスが入るかもしれないですけど(笑)

:確かに。でもこうね、やっぱりいろんなメジロラモーヌがあったりとかグレーターロンドンだとロンドンブリッジですけど、今まで走っていた名牝の子たちがなんだかんだ言いながら血統表に残っていってるっていうのを、改めてスタリオンの記事を見ながら思いましたので、そこはやっぱり今の競馬楽しめるなと思いました。こひさんはニュースで何か気になるところありました?

こひ(以下、こ):先ほど日刊スポーツの記事がよかったという話がありましたが、日刊スポーツの記者は去年まで野球で楽天を担当していた方(桑原幹久さん)なんですね。なので、私は非常に馴染みのある方でした。個人のTwitterアカウントにもスタリオンの写真をいっぱい上げていたりするので、是非フォローしてあげてみてください。

:お、そうなんですね。面白いですね。あとで見てみます。

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