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こんにちは。
娘がコロナ感染してしまい「この家から…(ウイルスを)一匹残らず!駆逐してやる!!」と息巻いてる、思春期からずっと厨二病を患っているシンディです。
(娘は元気ですw)
(心臓を捧げよ!!!)
(僕は重症です…汗)

さて、今日のテーマは「いい質問とは?」です。
これだけだと「抽象度高すぎかな…」とも思いましたが、逆に深掘りがいがあるかなと思って敢えてこうしてみました。

実は、昨日テックキャンプが新しく始めた教育サービス『Web3実践プログラミング』の無料カウンセリングを受けました。そこで「何を質問しようかなぁ?」と考えていたことを思い出し、仕事や日常の中で質問する時、「どんな質問をするのがいいのだろう?」と思ったことがこのテーマにした背景です。
(ちなみにポチっちゃいましたw)

みなさんは質問するとき心がけていることはありますか?
もしくは、他人の質問に対して「この人何が聞きたいんだ⁈」とイラッとしてしまったことはないでしょうか?それはなぜだと思いますか?質問力を高めるにはどうすべき?
この辺りを紐解いていきたいと思います。

それでは、
いってみましょう!


「いい質問ですね〜」をもらうには

このテーマを目にしたとき、多くの人があの方を連想したのではないでしょうか?「いい質問ですね〜」と言えば、池上彰さんですよね。僕も最初にイメージしましたw
もはや「いい質問ですね〜」は池上さんのキラーフレーズになっているように思います。 (たしか流行語に選ばれてますよね⁈)

では、池上さんはどんな時に「いい質問ですね〜」と言っているのか?

僕がメモ書きしたのはこんな感じです↓

  • みんなが疑問に思っているであろう質問

  • 核心に迫る質問

  • 本質に迫る質問

  • What?ではなくWhy?

  • ”何?”ではなく”なぜ?”

  • 自分の解釈を確認する質問

  • 目的に沿った質問

池上さんの文脈でいくと、自分が伝えたいテーマを深掘っていくような質問、次の展開につながっていく質問に対して「いい質問ですね〜」が出るような気がします。

それは、明らかになった”事実”に対して向けられる「なぜ?」という”疑問”。明らかになった”事実”の”関係性”を明らかにしていく質問です。

一つに絞るなら、「いい質問」とは、

テーマ(問題)の構造を明らかにする質問

だと思いました。

なので、
テーマと関係ないような質問、テーマから離れていってしまう質問は「いい質問」とは言えません。そのような質問をされた時、僕のように感情9割で生きている未熟な人間は内心イラっとしてしまうかもしれません。。。(汗

池上さんに限ってはそんな事ないと思いますが、
それでも横道に逸れていきそうな時、テーマに戻してくれる質問には「お、助かった!」となり、「いい質問ですね〜」が出やすいような気がします。

シチュエーションによる

とはいえ、
どんな場面でもそれが当てはまるでしょうか?

池上さんのケースは1対N、講義やセミナーのように、たくさんの人に発信するコミュニケーションの場面で、多くの人にとってはあまり日常的ではない気がします。

では、1対1の場面、日常の雑談のようなケースではどうでしょうか?
例えば、会社で同僚と雑談する時、

「昨日帰りにスタバ寄ったんだけどさぁ」

に対して、

「なぜスタバに寄ったのか?」

て訊くのは若干野暮な気がします。。
まぁ、話の流れからなくはないので、一旦ここはスルーしたとして、、

「新作の”桃MOREフラペチーノ”が飲みたかったんだよ」

の答えに対して、

「なぜ”桃MOREフラペチーノ”が飲みたかったのか?」

と訊くのはさすがに野暮となってくるでしょう。。
大半の人は「めんどくさっ!」「こいつ感情あるのか⁈」と感じるのではないでしょうか。(相手との信頼関係によります)

つまり、「いい質問」はシチュエーションによって変わるってことです。

コミュニケーションの目的を考える

なぜ二つの場面で「いい質問」が変わってくるかというと、コミュニケーションの目的が違うからだと思います。

前者の場面、授業や講義といった場面では、
「あるテーマに対して理解を深めてもらう」がコミュニケーションの目的だと思います。理解を深めるにはテーマの全体像を明らかにし、それを構成する要素とそれぞれの関係性を説明していく必要があります。

なので、この場面の「いい質問」は”テーマに関すること”が絶対条件となってきます。

一方で、後者の場面。
雑談のコミュニケーションの目的は何でしょうか?
”スタバの新作の理解を深める”ではないはずです。

このような雑談のコミュニケーションの目的は、
「相手を喜ばせる」「相手を幸せにする」「相手と楽しく会話する」ことだと思います。

なので、スタバの場面では、
「美味しかった?」「どんな味だった?」といった相手の話に関心を寄せる質問が「いい質問」になるのかなぁ、と思います。

人は自分のことを知ろうとしてくれる人、興味を示してくれる人を信頼します。そして、人間は信頼する人との会話は楽しい/嬉しいと感じる生き物です。

雑談の目的を考えれば、
”スタバの新作”について訊くのではなく、それを飲んで相手がどう感じたか、を話の焦点とするべきだと思います。

ま、単純に雑談を楽しむことが本質なので、あまり打算的になるのもどうかとは思いますが。。。(笑汗

まとめ

ということで、「いい質問とは?」

コミュニケーションの目的に沿った質問

というのが僕の結論です。

と、言葉では簡単に言えますが、目的を捉え続けるって結構難しいですよね。それって、メタ認知し続ける必要があり、ドラゴンボールで喩えるなら常に界王拳10倍を維持するぐらい気力を使います。

何事も修行が必要ってことですね。。

成長マインドセット」という著書の中に『アイスバーグ•モデル』という考え方が出てきます。目に見えて表れる成果(結果)の根底には、価値観、マインドあるよという教えです。

それを考えた時に、「いい質問」の土台には「相手の価値観を理解する」というマインドがあるように思います。相手の価値観を理解しようと思えば、自然と「なぜ?」という質問が出てくるし、このマインドが起因している「なぜ?」には相手と信頼関係をつくる力があると思います。

質問力を高めて人間関係まで豊かになったら最高ですよね。日頃からこのマインドを意識した行動を心がけたいです。

今日も少し長くなってしまいました。
ここまでお読み下さった皆さま、ありがとうございます!
何か皆さまのお役に立てれば幸いですw

じゃ、またねw

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