ラグビーワールドカップ日本大会の評判がすこぶる良い。特に海外から。
日本に来た人は皆、日本は最高！みんな親切！おもてなしが素晴らしい！と喜んでいる。私も大分や福岡で、海外の人から「Japanese people are very kind!」と賞賛され誇らしい気持ちになった。しかし、感謝すべきはこちらの方である。彼らが私にラグビーワールドカップの楽しみ方を教えてくれた。

この大会の盛り上がりは、大会が進むにつれてどんどんと加速していった。それは、海外から来日したラグビーファンたちが、ワールドカップの楽しみ方を教えてくれたからだ。皆、自国への誇りを持ちながらもラグビーを心から楽しんでいる。ビールを片手に、フラッグを身にまとい、肩を組み歌を唄い、拍手と足踏みと声援でチームを鼓舞する。ライバルとなる他国のファンとも仲良く言葉を交わしている。笑顔で、余裕があり、全身でラグビーを楽しんでいるのが伝わってくる。その姿に多くの日本人ファンが感化された。
あぁ、ここまで楽しんでいいのだ！と。

最高の選手たちが、最高の試合をして、そこに最高のファンがいる。お酒があり、音楽があり、スポーツがある。

ラグビーワールドカップ最高だ。

海外から来てくれたワールドカップの達人たちに感謝しながら、今週末のクライマックスを迎えたい。