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ANA1852便搭乗機【青森AOJ→伊丹ITM】

11/18 青森空港発8:05 伊丹空港着10:10
ANAウイングスの機材で運行

3F展望デッキより


朝の青森空港。
朝晩は冷え込みますが、今日は雨上がりということもあり、晴れた日のような突き刺す寒さはなく、比較的過ごしやすいです。

空港に到着してチェックイン。
クイックチェックインを済ませておくと、ダイレクトに手荷物預かりカウンターへ向かえます。

続いて保安検査場へ。
羽田行きの始発便が7:40に出発するのでかなり混雑しています。
検査をパスしてロビーで待機、7:50ごろから順次機内へ案内が開始されます。

機材はボンバルディア-8-Q400
プロペラ機です。


他の空港では歩きだったりバスで駐機場へ向かい、タラップで乗り込むケースが多いようですが、青森空港ではボーディングブリッジで搭乗できます。大分出口を低く出来るんですね。
(私が知る限り、そもそも青森空港は旅客が出発ロビーから地面に降りられないようになっているはずです。雪国ならではの事情かもしれませんね。)

今回の席は9D
右エンジンの真横です。


着席して定刻8:05にスポットアウト
少しだけプッシュバックした後、
右エンジン、左エンジンの順にエンジン始動。
自力で180°旋回して滑走路へ向かいます。

離陸滑走路は滑走路24
満員だったためか、インターセクションはせず、滑走路端から離陸滑走を開始します。
それでも滑走路長3000mの半分も使わずにローテートできるのはさすがプロペラ機。


離陸後は赤く色づいた空港周辺の森を眼科に見下ろしながら、まっすぐ南下します。


右手の視界には津軽平野と、上部に雪を蓄えた岩木山が見えました。冬ももうすぐです。

離陸前のアナウンスでは、
「天候不良のため、飛行中機体が揺れる可能性が高い。またベルトサイン消灯時間が大変短くなる(トイレが使えない)ので、搭乗前にトイレは使ってください」とアナウンスがあり、事実離陸後上昇して雲の上に出ても8:58くらいまではベルトサインが点灯してました。

その後ベルトサインは消灯。
5分ほど点灯する時間がありましたが、特に大きな揺れはなく安定して列島を縦断するように飛行を続けます。

降下前には機長のアナウンスで
・降下の際には気流の影響で大きく揺れることが予想されること
・非常に強い南西風の影響で到着が10分程度遅れる見込みであること
が伝えられました。

時間にして9:50ごろ、名古屋上空を過ぎたあたりでベルトサイン点灯、降下を開始します。

伊勢湾岸、中央の下端がナガシマスパーランド


降下中はずっと小刻みに揺れ、雲の中ではたまに氷の塊が機体に当たるような音がしました。

伊丹空港では滑走路32Lへ着陸。
当初の案内通り、10分程度遅れての着陸でした。
スポット到着後はバスに乗り換えてターミナルへ向かいました。

伊丹空港の降機はタラップでした

初のプロペラ機搭乗でした。
感じたことは

  • 加速、減速Gは体感ジェット機より強め

  • エンジンが近い分、エンジン音はそれなりに大きい

  • 下部の視界は非常に良好。翼で下が見えないことはないので景色に関してはどの席でもハズレはない。

  • 断面形状が丸いので、窓側席の足元は結構狭い。座席幅もあまり広くはないので体格の良い人同士ならちょっと狭く感じるかも

  • やはり巡航速度はジェットよりは遅い
    (同路線J-AIRエンブラエルは30分早く着く)

  • 巡航高度もジェット機より低い。

今回の路線に限ったこととしては、A席はずっと陽が当たる席なので辛いかもしれないくらいでしょうか。

時間的にはジェット機より時間がかかりますが、伊丹行きの始発便のため、需要は大きそうです。

青森県と関西圏をつなぐ貴重な交通手段。
今や東京便(JAL6往復)より便数の多い伊丹便(JAL4往復、ANA3往復)、これからも続いてほしいですね。

以上、大変長らくのご精読ありがとうございました!

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