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根岸ステークス回顧

1/29 東京11R
根岸ステークスにシャマルが出走しました。

レースは抜群のスタートから逃げるヘリオスをマークするポジション取り。
道中は外の各馬を見る形で好意3番手で進みます。
最後の直線を向いたところで、進路を外に切り替える際に若干踏み遅れる形になるも、差し馬に劣らない末脚で追い込み7着でした。

道中の行きっぷり

従来のシャマルはどちらかというと追走に余裕がなく、3コーナー付近で手が動くことが多かったですが、今日は余裕を持って追走出来ていました。
内枠各馬が綺麗なスタートで隊列がすぐに決まったため、レース全体が緩い流れになったことで展開が向いたこともありますが、長期休養明けの初戦で新味が出たのは良いことです。

馬の状態は休養明けとしてはベスト、
いきなり負荷をかけるよりも、輸送と初コースを考慮して多少余裕を持たせた方がいいと思います。
夏場にはラスト2ハロンを11秒台で踏んでくるだけの力はあるので、このひと叩きで状態が上向いてくれることを期待したいです。

課題

根岸ステークス単体で見ると、明確に着順に影響したのは最後の直線の進路どり
最後の直線を向いた時、前にヘリオス・アームズレイン。横にパライバトルマリンというポジションで、おそらく前2頭に塞がれるのを嫌って、進路を外に持っていきたい心理が川須騎手にはあったと思います。
しかし、そのタイミングで前の各馬がアクセルを踏み込んでしまい、結果としてパライバトルマリンの後ろを回り込む形になってしまいました。
進路取り自体はミスではない(勝ったエンペラーワケアと同じコース)ものの、結果論だと外ではなく前2頭の後ろを進むのが正解でした。

シャマルも、パトロールビデオを確認すると道中右に張る感じが見受けられます。
コントロールは出来ているようには見えますが、直線で外に出す際はちょっと修正に手を焼いている感じが見えました。

次走への期待

まずは無事に回ってきてくれて何よりです。
さらに次への上積みも十分期待できる内容だったと思います。
次走、ひいては春はフェブラリーS、かしわ記念が目標になるんじゃないかと推測しています。
出足がつくのであれば、1200mを早めのワンペースで押し切るのが1番合いそうに思うのですが、1200ダートの番組は上がないので、やはり目指すはマイルになると思います。
そうなると左回り・関東輸送慣れも見込んでのレース選択になっていくのかな、と。
距離は保ちます。

勝ちを狙うなら高知の黒船賞あたりでしょうか。
ただ佐賀記念の登録馬が20頭いるあたりを見ると、下手すれば交流重賞の方がボーダー上がって出づらい事情もありそうです。。。

ともかく次走も無事に、
願わくば川須騎手と走ってほしいです。
がんばれシャマル!


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