子育てについて

多くの保護者が悩みながら子育てをしているものと思う。私もその一人である。今年から小学校に通い始めた娘の教育においては、小学校入学までにどのような力を身につけるべきか、たまたまよいロールモデルがあったので、迷わずに平仮名の習得、本の読み聞かせなどを行い準備をすることで、現在娘はスムーズに学校生活を送れているように思う。学習面においてはついていけているようだが、生活面については落ち着かない部分があり課題はあるが、それでも毎日楽しく学校に通ているようなので一安心というところである。小学校についてはこの調子で行ければ6年間無事に過ごしてくれるのではないかと楽観的に考えているのだが、その先を考えた時にイメージができない部分が多い。情報が自分の体験ぐらいしかなく、親戚や友達、近所の子どもの情報がほとんどない状況なので、どのような準備をしたらいいのか不安なところである。また、さらにその先の高校や大学となるとブラックボックスのようなものではあるが、まずは、小学校、そして中学校の見通しをもてれば、その先が見えてくるのではないかと考えている。昨日、たまたま大学生、高校生の子どものいる先輩と話をする機会があったので、子育てについて漠然と頭にある悩みを相談してみた。すると、学習面においては学校の学習についていければOKというところで、プラスアルファで英語の学習をしておくといいよという助言をいただいた。その先輩の娘は幼少期から英語に触れる環境で育ったので、英語を武器にして受験に成功し、今でも英語に興味が強いようである。また、その他のお子さんについても夏休みの自由研究などの体験が今の大学での専攻に結び付いているという話が印象的だった。中学進学においては、友達関係が大切ということだった。結局、勉強ができたとしても、友達関係が悪くなると勉強どころではなくなるため、成績が落ちてしまうという話である。なので、まずは人間関係を築けることが第一ということで、早速、家に帰ってから妻にその話を伝えたところである。人間関係については、私よりも妻の方が得意なので、日頃から妻にはそのことを繰り返し伝えている。そんな妻は、昨日家に帰ると、近所の子どもとお母さん達と自宅で料理を作ったり、劇をしたりして楽しんでいたようで、まさに娘が人間関係を築けるように、コミュニケーションを取れるように、日々近所のお母さん方との関係を築いている。学習面に関しては、私が担当し、生活面に関しては妻が担当する。明言化しているわけではないが、そのようなイメージで我が家は成り立っている。生活面においては、自分のことはできるだけ自分でできるようになってほしいという思いから、細かなところまで私が口だしする必要が現状はあるので、生活面の全てを妻に任せているわけではないが、人間関係とコミュニケーションにおいては妻の独断場である。今後もこの分野は妻にお願いしたいと思う。このように振り返っていると、いつもありがとうという気持ちが自然と湧き上がってくる。この気持ちを日常的に自然な形で妻に伝えられたら、お互いにどれだけ楽だろうかと思う今日この頃である。

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