大串伸吾

寿の都・北海道寿都町で研究者・公務員を経て漁業者になった人生変人・魚の変態

大串伸吾

寿の都・北海道寿都町で研究者・公務員を経て漁業者になった人生変人・魚の変態

最近の記事

北海道新聞に掲載されて

「顔疲れてるね~」、という励ましの言葉をもらってます(笑) 2021年8月19日の道新の朝刊後志欄の記事。 記事には収まりきらなかったこと、少しずつ語って行こうと思っています。このブログはあくまでも“Note”なので、しっかりしたまとめは、後々整理しながら書いていきます。 今回取材を3回も受けて記事にしてもらったのですが、その考え方としては、文献調査について自分は賛否を持っていても、これから対話をしていくべき人たちと喋れなくなるような主張はしない。というスタンスがありま

    • 嵐の中の網お越し

      漁師生活が始まって約1か月半。これまででも「こんなシケの中でも操業するのか」と思うようなシケの中で定置網・底建網の網お越しを経験しました。先輩漁師も「今日は起こすべきじゃなかった。網が痛んだ」と言うレベルの日もありました。 漁師の生産手段として網を痛めたりするのも問題ですが、何より体が資本。体を壊したり、命の危険にさらされるリスクも高まるのがシケの中での操業です。 今日は陸上平均風速9mが予報された中での定置網お越し。波も2m超えていただろうものもある中で、船上活〆に作業

      • 書初め

        2019年、私は北海道のニセコ町にあった鮮魚店で1年だけ鮮魚担当として働いていたことがありました。その時、自己紹介で使っていたキャッチコピーが「人生変人・魚の変態、大串です」。 人生変人?それは北海道大学大学院を修了して博士の資格を取りながら、地方の役人になって、なぜか魚屋の対面売りの場に立っていたから。 魚の変態?魚が好きすぎて、水槽で活かしていた魚を、そのポテンシャルを引きだすために脳みそグリグリかき回して中骨の神経をワイヤーで壊したりして「一方的な愛情を注入する所業

      北海道新聞に掲載されて