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父、入院12日目。

日々のことは覚えていそうで簡単に忘れてしまうから、できるだけ覚えておきたいし、心の動きを正直に書いておこうとここに記録している。他人の、しかもその父親の入院の話なんて興味がある人なんていないと思うので自由にのびのび書きておきたい。

父、入院12日目。昨日は1日中母と一緒にいたせいか夜も落ち着いて寝れた模様。今朝「昨晩は何事もなく平穏に」と母よりメッセージ届く。痛み止めの薬の種類が三種から二種に、これがもしかしたら「せん妄」の症状を緩和してるんじゃないかな。

腰部脊椎管狭窄症、漢字で書くとかなり大げさな病名、これが頸髄症もプラスする厄介で、かつ抵抗力のない弱った体の内部にジャブが入ってきてなかなか次のステップに進めない。繰り返し説明してるけども本人は不治の病だと思い込み夜になるとせん妄の症状もあり不安が増す。確かに、夜の病院の病床はしーんと静かで身動きも取れないとなると高齢の父が不安になるのも無理はない。

医師にも看護師にも、患者側が知りたいことや疑問に思うことや要望やらはあまりに遠慮することは避けたほうが良いと思われる。逆に何も言わないとそのまま。多数のベッドを抱えシフト体制で対応する病院の診察と看護体制は、ルールとマニュアルに基づき対応がなされ、ルーティンもしくはボトムラインでのケアに留まってしまいがちなんじゃないかと感じているところ。

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