サッカー選手にとって”一か八か”は必要か
こんにちは守屋です。
スポーツに限らず、どんな決断を下そうか迷っているときに心の中で、
「一か八か」
「直感を信じて…」
という場面に出くわすことはないでしょうか。
例えば、
・営業マンが一か八かアポなしで突撃訪問して契約を取れたという場合。
・投資をしようと思っている人がなんとなくの直感(下調べや投資の経験が全くない状態)で決断を下し大損をしてしまう。
など迷っている時の決断が良い結果をもたらしてくれるときもあれば、悪い結果となり大損失を被る場合もあります。
サッカー選手における”一か八か”は、サッカーインテリジェンスの欠落を意味する
サッカーと言うスポーツは選択と決断の連続です。様々な試合状況、経過時間に合わせてどんな選択をし決断することで、勝利という結果になるかを求められます。
そんな中で重要になるのが選手の”サッカーインテリジェンス”ではないでしょうか。
サッカーインテリジェンスとは、サッカーにおける知識や知性であり元日本代表監督のオシムさんはこんな風に語っています。
――「頭のいい選手、悪い選手」をテーマにサッカー選手のインテリジェンスの重要性を掘り下げるとき、あなたが考えるサッカー選手の知性はどういうふうに定義されますか?
「いいサッカー選手はまるでいい料理人のように、まるでいい職人のように、そしてまるでいい将軍のようにどのような状態においても答えを導き出すことが出来る。インテリジェンスとはそういうものだ。
つまり、知性とは何の仕事においても共通する普遍性があるもの。サッカー選手はどの状況においてもその場で問題の対策を見つけて解決しなければならない。サッカーの場合、ピッチ上では経験したこともなく、予想もできなかった事態がよく起こる。そんなときにイノベーションを持って、すぐに反応することが大事だが、それは容易なことではない」
オシムが語る「サッカー選手に必要なインテリジェンスとは?」
”一か八か”でプレーしてしまうことは、勝利を遠くさせる
問題に直面したとき、状況を打開する為に瞬時に答えを導くことを怠り”一か八か”の決断を下してしまえばその結果は半々。
もしくは半分以下の確率で失敗に終わってしまうことになります。
なぜそう言い切れるのかと言えば、相手チームがサッカーインテリジェンスを備えた選手の集団であれば、その決断が計算されたものではなく、苦肉の策で下した決断であることが分かってしまうからです。
人間の行動パターンはある程度規則的なものだと言われています。つまり相手の状況が悪化すればするほど、次のプレーに対して予測することが可能になってくるのです。
サッカーの試合で言えば、
・追い込まれた状況で簡単に蹴ってしまい相手にボールを渡してしまう。
・相手からのファールに対して苛立ち、不要なカードを貰って退場処分となる。
・試合終盤になっても戦術を変更する必要はないのに、一部の選手が焦り個人技に走りボール奪取され失点してしまう。
など自ら勝利から離れていくプレーをしてしまうのは、サッカーインテリジェンスに欠ける部分があるからではないでしょうか。
もちろん言葉で言うのは簡単ですが、いざ試合となると相手チームがいて状況も毎回変わる中でプレーすることは難しいことです。
ただ一つ言えるのは”一か八か”の決断から生まれたプレーは、そのとき良い結果をもたらしたとしても再現性は無く、相手にサッカーインテリジェンスが備わっている場合は通用しないことが多いということです。
ぜひ、そんなサッカーインテリジェンスはこの選手はあるかな?このチームはあるのかな?という視点でサッカーを観戦するのも面白いかも知れません。
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