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【奇跡のレッスン】「全ての瞬間が上達のチャンス」part2


こんにちは、守屋です。

今回はNHK奇跡のレッスンという番組で放送されていた
「すべての瞬間が 上達のチャンス ラグビー」の中でW杯で日本代表を指揮し、南アフリカを破ったことで有名な、現ラグビーイングランド代表コーチのエディージョーンズさんが言っていたことを4回に分けてピックアップして考察してみたいと思います。

奇跡のレッスン「すべての瞬間が 上達のチャンス ラグビー」

伝え方の重要性

エディさんが言ったディフェンスにおいての3つの大事なポイントは何かと選手たちに聞き直したとき、最初の選手が「コミュニケーション」と言い、次に指名された2年生の岩上くんは言葉に詰まってしまいました。

それを見たエディーさんは、

家に戻って脳みその中を探してみろ。きっと見つかるはずだ。みんなも手伝ってあげてくれ。

練習の一つ一つに明確な答えを持っている

ディフェンスの構えに関してアドバイスをするシーンで、エディーさんは忍者タートルズを例に出し、姿勢が低ければ前が見えないことを伝え、

「ディフェンスの構えのときは、身長の75%の高さだ。」

とアドバイスします。

その練習に関して、3年生の西尾くんは、

エディーさんは75%で構えろって言っていたのを目黒は低くって言っていたので、そこの違いは驚いた部分もあってそっちもいいなと思って。

と感想を述べていました。

試合と同じ緊張感を練習でも

タックルの練習中、エディーさんはタックルされる側が立ち止まっているのを見て思わず、

試合中、相手が止まっていることがあるか?見てるだけじゃなくて周りの皆も仲間のプレーを評価しよう。良かったら良かったと言い、悪かったら何がダメだったか声に出すんだ。

全ての瞬間が上達のチャンスなんだ。日本一になりたいと言うのは誰でもできる。だけど、日本一の練習をするチームだけが日本一になれる。

選手たちの動きがその後、明らかに変わって緊張感のある練習になった。

伝え方一つで変わる、受け取り手の受け止め方

エディーさんは、直前に伝えたディフェンスの3つの大事なポイントを答えられなかった選手に対して、怒ることはせず、独特の言い回しで伝えました。

「家に帰って脳みそを探せば見つかるだろう。周りのみんなも手伝ってやってくれ。」

という言葉は言えなかった本人だけではなく、周りの選手も巻き込んでいる部分に意味があると感じます。

全員の前で答えられなかった恥ずかしい思いをエディーさんは汲み取り、独特の言い回しで笑いに変えながらなおかつ、周りで助け合ってカバーさせると言うのは、団体競技、会社組織であれば重要なマネージャーの仕事ではないかと思います。

「お前はなんですぐに忘れるんだ!」とみんなの前で公開処刑するのは簡単です。

ですが、みんなの前で伝えたことを忘れていたとしても、責めることなく周りと共に教えあって覚えてくれ。というコミュニケーションの取り方は素晴らしいなと感じます。

意味のある練習、意味を理解して取り組む練習の重要性

練習の一つ一つを細かく分析し、具体的で論理的なアドバイスをするエディーさん。その言葉の節々には多くの知識と情報、分析がもとになっていることが感じ取れます。


教える側は、教わる側にその都度必要な情報を与えることが大事であり、その一つ一つが意味があり、理解されなければ自己満足になってしまうのです。


上司だから偉いのではなく、上司だからこそ学ぶ姿勢を常に持ち続けなければより新鮮な情報を選手に伝えることが出来ないというシーンと感じました。


全ての瞬間が、上達のチャンス

まさにこのフレーズは、誰にでも当てはまる言葉ではないかと感じます。


練習の時間は90分だとしたら、どの1分、5分を切り取っても無駄なものが無いように指導者は練習方法を考えなければいけませんし、選手は全てから学ぼうとしなければいけません。


上達のチャンスは「気付き」と「集中」から生まれるのではないでしょうか。


いかに練習に集中し、その中で自分から気づきを得て深堀をしていくという習慣こそ、スポーツに限らず生きていく上で重要な部分だと感じさせるものがありました。


次回、「完璧な指導者などいない。それを目指す道があるだけ。」に続きます。

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