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「告白」は、成功が前提でされる未来


告白ハラスメント、通称“告ハラ”という新たなハラスメントが昨年よりよく聞かれるようになった……。
男の玉砕覚悟の告白は“勇気”じゃなくて“迷惑”!? 告ハラ被害女性たちの声

こんなニュースが目につき、内容を読んでいくと女性に対して職場で女性が好意を持っていないのに男性が告白するようなシチュエーションを“告ハラ”というらしい。


ある映画の「世界の中心で愛を叫ぶ」ような行為は学生だったから許されるものの、大人が同じようなことをした場合は(女性が男性に好意を持っていないと仮定)まさに世界を敵にするハラスメントとして認定されるのだろうか。


“告ハラ”認定される時代が到来した場合、「付き合う」はデータ分析の結果次第になる


次の10年はどうなるんだろう。(妄想…)


学生は自由恋愛が補償される期間であり、18歳以上はプロフィールデータに基づいて相性が90%以上で無ければ「付き合う」という行為は勝手に行ってはいけません。
またデータ詐称が判明した場合は、全ての出会い系ネットワーク及び、実名登録のSNS上で共有され、その男性が女性に接近した瞬間にスマホが検知し、緊急警報が鳴りハラスメント対象となります。


いやまさか…と思うけどありえそうな匂いがプンプンする。


自分たちの子供が大人になったとき、

「ねぇ、パパとママってどういう風に知り合ったの?」
「パパとママは共通のアルバイト先で知り合ったんだよ。」
「え、信じられない!だって相手の情報何も知らない状態でよく知り合って付き合って結婚までしたよね!パパはママのプロフィールデータとか分析して自分に合うか合理的に判断して結婚したわけじゃないんでしょ?」
「そうだよ。パパにはママが運命の人だって思ったから結婚したんだよ。」
「いや…パパ。悪いとは思わないけどママの正確なデータも知らないで運命の人って抽象的な表現で決意して、万が一ママが嫌だって言ってたら告白ハラスメントの対象になって前科者になっちゃうところだったんだよ。」
「…。」


もう、これからのドラマで男性が「好きだ!」と突然一目ぼれした女性にいうシーンは無くなっていくかも知れないと思った、バレンタインというなぜか女性が告白しても男性が“告ハラ”を訴えることがないであろう2月最初に感じた夜。


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