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人間には「枠があったら埋めたくなる」という変な習性が備わっている。

私が思うに「人間には枠があったら埋めたくなる」という変な習性が備わっています。

空きのある本棚。

空きのある靴箱。

空室が目立つマンション。

洋服の掛かっていないハンガー。

「空欄を埋めなさい」という試験問題。

穴がぽっかり空いた壁。

後2個くらい惣菜が入りそうなお弁当箱。

あと一人座れそうな電車の座席。

恐らく一つや二つ思い当たるところがあるのではないでしょうか?

ちなみに、これは頭の中も同じくです。

どういうわけか私たちは、頭の中の空いている状況を見つければそこに新しいタスクや考え事をどんどん突っ込んでしまう。

とっても悩んでいたことが解消されたり、不安に思っていたことが解決されたり、そういうことが日々生じるわけですが、無くなればまた空いたスペースに何かしらが入ってくる。

私はこういう習性があるがゆえに人間の頭の中は基本的にいつもいっぱいなのだと思ってます。

そして、残念ながらこの習性を無くすことはできない(多分)。

でも、この常にいっぱいの頭の中を軽くする術はあると思っています。

「不安を完全に無くすことは難しいけれど不安を軽くする術はある」という考え方と似ています。

ではどうすれば常にいっぱいの頭の中を軽くすることができるのか?

思うに、頭の中にあることを少しづつでもいいから進めておけばいいのです。

頭の中にあるものを一向に動かさずにそのままにしておくと、それはシコリのように固くなって頭が重くなっていく。

あれも進んでいない。これも進んでいないと。

いっぱいシコリがあると頭はやっぱり重く感じてしまいます。

硬くなったシコリは当然他の考え事やタスクにも影響が出ます。

これに対して「頭の中にはいっぱいのことがあるけれど、どれも少しづつ着実に進んでいる」という感覚があると、頭は重くなりにくいという実感があります。

どれも進んでいるのだから当然ゴールにも着実に近づいていきます。

思うに、少しでも着手して進めるは良いことしかありません。

そして、そんな頭の中に常にあるいっぱいのことを少しづつ着実に進めるために、私は「タスクシュート」を習慣にしています。

ツールは「Taskchute Cloud」です。

無料ではじめられるので気になった方は触ってみてください。

最近「タスクシュートを習慣化した先に得られること」について、今の私がとりわけ強く実感している内容についてもnoteを書きました。

ここでも「進捗」について少し触れていますのでもし良かったらご覧ください。


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