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Youngtree Annual いよいよ発刊

「年に一冊」写真集を作るという企画、つまるところテーマは「自分の時間の記録」ということだろう。会社がAnnual Reportを出すように僕も年間報告作ることにした。その第一号目ができて、3月から発売する。タイトルはYoungtree Annual 。内容は2022年の一年間の間に個人的に撮影に行ったものを記事形式にしている。年鑑だから2022年度版とするのがいいのかもしれないが、もうすでに2023年の二月末になっているので、ややこしいから、年度は書かずに、テーマをつけることにした。「Let's go down the Rabbit Hole」卯年だから表紙の写真をうさぎにしたという理由だけでタイトルも無理やりつけたようなものだ。「幻想の世界にハマろうぜ」的な意味だ。今の時代は個人個人がウサギの巣穴に入り込むように暇さえあれば携帯の画面をみつめている。忙しくて狭い東京でそうやって現実逃避して何が悪いんだって感じ。僕もそう思う。好きなことにハマること。僕の好きなことは写真を通して現実を違った見方で見ることだ。

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写真家の若木信吾です。 写真に関するあれこれです。写真家たちのインタビューや、ちょっとした技術的なこと、僕の周辺で起こっていること、それら…

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