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『下戸なしんぐー・二十歳の飲み歩き日記』#1

二十歳になって解禁されたもの、お酒。
冷蔵庫に貰い物の缶ビールがあっても、いつの間にか賞味期限切れになって流しに捨ててしまうような家庭に育った私にとって、
お酒はとても遠い存在でした。

そんな私がひょんなことから、去年から日本酒のPRに携わることになりました。去年は一滴も飲まずにお酒の売り子とプロモーションをしていました。酒米の田植えをして、稲刈りをして、酒粕のレシピを考案しました。それまで全く興味も関心もなかったお酒の世界に、つま先だけでも踏み込んだことで、飲まないと分からないことの多さに、もどかしさを感じるようになりました。二十歳の誕生日が待ちどおしくなったのは、日本酒のおかげだと言っても過言ではありません。

初めて飲んだお酒の話
今年、二十歳になって、それまで頑なに拒んできたお酒を初めて飲みました。初めて飲んだのは閻魔堂での3種の日本酒飲み比べセットでした。
その中でも特に印象に残っているのは桃の滴。3種類飲んだ中では1番フルーティーで爽やか、飲みやすい印象でした。京都伏見のお酒で調べてみると素敵な由来があったのでご紹介します。

【由来】
松本酒造の南東数百mに西岸寺(さいがんじ)(油懸(あぶらかけ)地蔵(じぞう))という古寺があります。江戸時代、俳聖・松尾芭蕉が当時の任口(にんこう)上人を訪ねて、「我(わが)衣(きぬ)に ふしみの桃の 雫せよ」と詠みました。
「伏見桃山」の地名が残るこの地域の名産であった「桃」の「しずく」に上人の徳を例え、その徳に一滴でも肖りたいと詠じた芭蕉の心がふくよかに香る名句です。(松本酒造HPより)

「桃の滴」
 純米吟醸酒 原料米:五百万石(富山県産)
 日本酒度 +5 酸度1.3 精米歩合 58%
 アルコール度15度以上16度未満
 松本酒造(創業寛政3年:1791年)


桃の滴、ぜひお試しください!


私の初めての連続をここに記します。

味も何もわからない下戸な小娘の飲み歩きなんてたかが知れてるでしょうとお思いのあなた、まことにその通りです。
ぜひ美味しいお酒や珍しいお酒、教えてください。




今回紹介したお店・お酒
【閻魔堂(えんまどう)】
TEL 075-352-8005
住所 京都府京都市下京区仏光寺通烏丸東入ル上柳町329
営業時間 17:30〜00:00(L.O.23:30)
定休日 不定休
席数 76席
個室 有
禁煙・喫煙 分煙
駐車場 無
https://r.gnavi.co.jp/c768300/

桃の滴 http://momonoshizuku.shop-pro.jp/?pid=118622621

#酒 #日本酒 #グルメ #食べ物 #地酒

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