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【絶景!360度の虹も!】ヴィクトリアフォールで虹を楽しむポイントはコレ!

2018年6月の末にヴィクトリアフォールへ写真を撮りに行ってきました。
ちなみに今回の撮影の本命は満月の夜に見ることのできるルナレインボーでしたが、この記事ではヴィクトリアフォールで日中に虹を楽しめるポイントを紹介します!

ビクトリアフォール(ヴィクトリアの滝)は、ナイアガラの滝(北米)・イグアスの滝(南米)に並ぶ世界三界瀑布の一つ。ザンビアとジンバブエ国境の境に位置し、両方の国から見ることができます。

水量は雨季と乾季で大きく代わります。雨季は11月~4月ですが、水量が一番増えるのは3月~7月です。雨季の時の水量は尋常ではありません(笑)。しぶきで滝全体を見渡すことはほぼ出来ません。マイナスイオンなんて甘っちょろいもので、豪雨のような雨となって公園内にも絶えず降っています。

ちなみに乾季について聞いた話では、ほぼ崖というほど水量が減っていてしぶきもあまり立っていないそう。迫力は下がっても楽しめるアトラクションはあるようで、滝の崖っぷちにある「デビルズプール」は乾季限定で楽しめるようです。

観光ビザが必要です!

ザンビアとジンバブエへの入国にはビザが必要です。種類がいくつかあり、計画を立てて取得することで費用を抑えられます。

シングル…1回のみ有効
ザンビア:USD50
ジンバブエ:USD30
ダブル…2回入国できる
ザンビア:USD80
ジンバブエ:USD45
KAZAビザ…ザンビアとジンバブエを30日間往来できる
ザンビア・ジンバブエ:USD50

言うまでもなく、KAZAビザがイイですね。いずれのビザも空港で取得できますが、複数のブログによると発給が止まっていることもある様子。
2017年6月末時点、リビングストン国際空港では取得出来ました。

国立公園はどうなってる?

ザンビア側の国立公園はリビングストンという街にあります。入場には300クワチャ、支払いは現金のみでしたが隣の窓口でUSDを両替可能。ちなみに満月の日の夜間入場には400クワチャでした。中には露店やカッパのレンタルがありますが飲食物はありませんでした。

ジンバブエ側はヴィクトリアフォールズという街にあります。少しややこしい…。入場は30USD。支払いはカード利用可能です。中にはお土産・飲食物・レストランとこちらのが整ってる印象です。

どちらも国境の近くにあり、国境間は徒歩で移動できます。距離は約2km程かと。タクシーもあるのですが、橋の上は一方通行でトラックの往来もありスムーズに行き来は出来てませんでした。景色もいいので歩いてみるといいと思います。


虹を見るポイント!

さて、ようやく虹です(笑)。虹ってどの方向にどの高さに出るか意識したことありますか?
虹は順光、つまり見る人の背中からの光で見ることができます。そして光源の角度、つまり陽の高さで虹の高さが変わります。

それを意識して展望台の位置を考えたとき、ずばり行くべき時間は…

ザンビア側は午前中!
ジンバブエ側は午後!

ザンビア側は入場してからずっと背中に陽を背負って歩き、ジンバブエ側は午後にそうなります。なので、歩く先に虹が見ることができるんです。
もちろんそれ以外の時間帯も見えます。しかし、ザンビア側は木が多くてアーチが見にくそう。ジンバブエ側も公園は広々としてるところはあるものの、午前中だと常に後ろを振り返ったり、公園の奥まで行ってその帰りに見える形になりそうです。

ザンビアの午前11時。少し低いですね。奥には国境の橋。

下の写真はジンバブエの午後4時ごろ。


そして、陽の位置を考えたとき、なかなか見ることのできない360度の大きな虹を見られる場所と時間があります。そして見れました!

ザンビア側にある橋の上(ナイフエッジブリッジ)
昼の11時ごろ(6月)

実際に目で見ることができましたが、撮影は出来ませんでした…。(泣
パノラマでもうまく収まらず、水しぶきもスゴくて時間も掛けられず…。

この時間だと陽が高めになってくるので橋からのぞき込む形で見ることになります。もちろん行けばいつでも見れるわけではなく、晴れた日にいい風向きでしぶきが流れ込むことが条件です。陽の高さも毎日変化していくので時間も変わってきます。

何とかパノラマで撮れた1枚。
右下に欄干がありますがのぞき込むと360度ありました。

まとめ

カメラマン視点なので映える虹を中心にまとめてみました。
それ以外にもアクティビティはたくさんあります。バンジーやヘリコプターでから眺める、船で滝に近づくなどなど。

虹についてですが、時間の関係上、見ることはできなかったですがおそらくジンバブエ側でも入口付近からは広く見渡せるので、夕方にかけて大きく環に近い虹が見れるかも。

何よりもこれほど水のかかる環境での撮影はしたことが無かったので、カメラの心配も多かった…。防滴とはいえ、しずくでは済まないのでビニールでカバーして挑みましたが、操作しにくく現場であたふた…。また帰ってからもレンズのしずくのケアが甘かったのも多く…。

またリベンジしてみたいところです。

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