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ベトナムで2回ぼったくられたけど、何だか不思議だったはなし。

タイトル見るとバカだなーって思われるだけなのですが、ベトナムからの飛行機で思い返すと不思議なもんだなーと思える出来事なので聞いてほしい。と言うことで綴ります。

9月にベトナム旅行をしてきました。場所は中部のダナン周辺。
そのことについてはまた別の機会に書こうと思います。

そしてタイトル通り、ぼったくられました。2回。←
2回とも似たシチュエーションです。思い返してみるとなんだかおもしろい経験だったかもと思い、恥を忍んで共有しようと思いました。

まずはその事例を紹介。
ちなみに自分の今回の旅はバックパッカースタイルでコスト重視でした。
旅行経験はそこそこ豊富で3年で30か国近く行っています。

ダナン空港にて

電車やバスなどが通っていない空港って、ツアーを使わない旅人にとっては最初の関門。知らないことにつけ込んで相場より高い金額を吹っかけてくる地元の人がいることって、もはや世界共通なんだけど。
やられました。←

相場は事前に調べて知ってはいました。しかし、空港から駅に移動して電車に乗る計画の中、飛行機は少々遅れていたのです。つまり時間に追われていて、高いと思ったものの金額を飲みました。一回だけ高いよーって言いましたけど(笑)。

高いんだから荷物運んで!アッツイからクルマ回して!って思ったものの、乗ってみるとキレイに整ったクルマ、目的地の駅までも最短距離で間に合って、支払い時には冷えた水とウェットティッシュを渡してくれて、しかも日本人は好きだぜーって、値引きを提示してくれというサービスっぷり。

結果
提示 30万ドン
支払い 25万ドン
相場 10万ドン

と、水代を見ても2倍以上でした…。

このタクシー、いわいる白タクでした。いくつか大きなタクシー会社が走っているので、違法営業だと思います。

ホイアン市内にて

続きまして、観光地でのバイクタクシーです。途上国で見かけるバイク二人乗りで移動するもので、タクシーより割安。一人旅だとタクシー+バイクタクシーから声掛けられるので少々ウザいけど、バックパッカーの移動費削減には貢献。

今回はバス移動を控える中、バス停に向かっていたのですが、目的地近くでさまよってました。
そこで声を掛けてきて乗れというドライバー。乗ったところで相場はしれているので乗った私。走り出したらヒドイのなんの。右にしか曲がらず、探す猿芝居をして同じとこに戻って、あれだと似た名前の場所を指差す。
挙句に請求はもはや法外w。
手持ちもないのでその半分で手切れ金として払いました。

提示 20万ドン
支払い 10万ドン
相場 2万ドン以下

走った距離から相場はもっと安いはず。
このドライバーも、配車アプリには登録していない流しのバイクタクシーで10倍以上吹っ掛けてきました。5倍以上でありますがゴネて時間消費する暇もないので、「コケろ」と念じて渡しました。←

比較

この2つの事例、比較してみるとバイクタクシーには相場の5倍の支払いをしたもものせいぜい数百円、単純に見れば空港でのタクシーのほうが損失は大きい。(ちなみに10万ドンは480円くらいです。)

タイトルに書いた、不思議とは何か?
何だか空港でのタクシーのほうには腹がたたないんですよね。より大きな額を持ってかれたのに。

何がそう思わせるのか考えてみると、どんなサービスを受けたのか、要件を満たしてくれたのかが違うなと思いました。
タクシーは、整ったクルマ、目的地へ送迎、水をくれる付加、最後も気持ちよくお別れ。
バイクタクシーは上記を全く満たせていません。最後はアンフェアだ!と「どっちが!?」とツッコみながらお別れでした。

まとめ

このような感じでぼったくられましたが、空港でのタクシーには憎めない何かが残った出来事でした。

日本のような高品質なサービスに慣れ、アフリカで最低限のサービスを受けた経験を持った身としてはまた新しい経験だったような気がします。

よくよく考えてみるとサービスを受けた側がどう感じるかがすべてなんだなと思います。特にどう接してくれるか、そしてどう別れるか。
これだけで深く考察は出来ませんが、接客・サービスについて考えるきっかけとなりそうな出来事でした。

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