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WHAT CAFE POP UP SHOW with tremolo ~24molos~

展覧会のお知らせ

4/23より天王洲アイル駅近く、寺田倉庫What cafeにてグループ展に参加しております。
25点の作品を展示しております。
今回は招き猫様シリーズに加えて、「日本画」
をテーマに、人が抱く印象の在り方を描いたシリーズと、煌めく星をモチーフにして「過剰」をテーマに描いたシリーズ作品を発表しております。
現在(※5/2現在)緊急事態宣言中ではありますが、休業要請の基準に当たらない事から引き続き展示されています。
5/15まで無休でやってるよ!


WHAT CAFE POP UP SHOW with tremolo ~24molos~
場所:WHAT CAFE
東京都品川区東品川2-1-11
時間:11:00 – 18:00
入場無料
期間:[2nd Exhibition]4月23日(金)~5月15日(日)
cafe.warehouseofart.org/events/2255/

出品作品の解説をちょこっとさせて頂きます。


招キ猫様シリーズ

招き猫は古くより日本で願いの対象でした。その招き猫の背景には太陽の様な光が放射線状に出ていて、それ自身からは光が溢れかえっています。 それらのイメージは私自身が幼少期より美的感覚の形成に大きな影響を与えたアニメ「ビックリマン」のオープニングから受けたインパクトの記憶のイメージにより生み出されました。 ビックリマンは登場人物に天使や日本武尊と素戔嗚尊をモチーフにした主人公、ブッタや七福神とあらゆる宗教の垣根を越えた登場人物達によるアニメで、当時の私にはとてもカオスで、それが美しくも見えていました。 そのカオスの中に産まれる美をこの招き猫に重ねて描きました。 招き猫には疫病退散の意味もあります。このコロナにより、更に混沌を極めている時代に於いて、少しでも人の心の助けになる事を願うばかりです。

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星シリーズ

絵具をペインティングナイフに取り、画面に押し付けるようにして、その筆跡で制作しました。 私の周りでは表現となると、真面目で崇高で、人の暗部の表現が多かったように思います。 私はそうじゃなくても表現たり得るのでは?という思いから、「ポジティブ」や「単純」をテーマの一つとして表現してきました。 今作品は、その考えと、ノーコンテンクストで見れる物質感に焦点を当てて制作しました。 「星の数を過剰に増やすことでポジティブを表現しようとしたが、一つずつ増やせば増やす程に、画面が大きな塊として見えてきて「1」に戻って行く姿がとても興味深かった。 数を増やせば最終的に「1」に戻って行く姿は、禅問答のようだった。

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Japanese paintingシリーズ

このシリーズは、現代の日本画家の多くが、日本画の定義について話す時に、素材の美しさや尊さを定義の一つとして話すことが多いという所に疑問を持つ所から始まりました。
素材そのものの美しさのみを、活動のコンセプトの中心に据えるのは、表層的と言えます。
しかし、その表層的なコンセプトを元にして表現したこのシリーズ作品は美しくもあり、ミニマルで普遍性すら感じます。
このシリーズでは、そのアンビバレントな日本画の世界を通して、新たな日本人の絵画の在り方を表現できればと思っています。

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立体シリーズ

招き猫様シリーズを立体化した作品になります。今作品では立体化した作品に、絵画的な描き方でアプローチした作品です。

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