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SenseとTaste

日本語では洋服の着こなしなどが上手い人に対して「センスが良い」と言うけど、どちらかと言うと「趣味が良い」
のような気がしていて、英語なら
You have good taste, 持ち味が良い、みたい感覚だろうか。

その意味で「センスが良い」の本質は
「感じ取る力」「感度が高い」と解釈することが出来ると思っている。

この「感じとる能力が優れている」という認識が僕には重要で、ともすればアウトプットする能力よりも重要かもしれない。

音楽は身近な例として説明できる。
演奏する技術、創作する技術がある程度あったとしても感じる力を高めないまま表現に踏み出せばいずれどこかで行きづまる。何を感じて何を表現したいのかという源を失うからだ。

実は表現や芸術でなくとも「思考」にも同じことが言える気がする。
その意味で日々自分が得る情報はとても重要で、そこからどれだけ多くのことを感じとって自分の思考や行動に反映させるのかが大事だと思う。

反面、感じる力が強すぎるがために心的に辛い局面も多々出てくることがあるのは自分自身の経験から理解していて、しかしかといってそれらを制御することは僕には出来ない。
繊細だとか感受性が高いとかそんな美しさを伴うものでもなく、一度開いた蓋が閉じないようなイメージだろうか。

もしAmazonでこの蓋が売っていたらだれか教えてほしい。





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