飛行機が滑走路を走り出すと、空気抵抗により「抗力」という後ろに押し戻そうという力が働きます。
これはカンナビスという植物の事を危険なものだと反対する力に似ているように感じます。
そして、空に飛び立とうとする機体には「重力」という機体を地上に留めようとする力も働きます。
これは新しいものに恐怖感を抱き変化を避けようとする人間の自然な部分に似ていると思います。
そこでパイロットがブレーキを踏め込めば、機体は次第に止まりずっと滑走路に残ったまま。
でも「抗力」と「重力」に逆らって、走り続けると何が起きると思いますか?
走り続ける機体にはやがて「揚力」という機体を空に浮かす力が生まれます。
飛行機は追い風や後ろからの推力により飛び立つのではなく、地上に機体を留めようとする力を”使って”空に飛び立つ事ができるそうです。
困難を前にして走ることを止めれば、それは困難として残り続けるでしょう。
でもそれでも走り続ければ、その困難は私たちを飛び立たせる力にもなるでしょう。
翼を広げて走り出そう。
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