再生成されるmasculinity(男らしさ)――涙を流すラッパー*ドラフト

以下ドラフト

しばしば男らしさとは「負けない屈強さ」を条件として成立し、それらを得なければ支持を集めることが難しいものだった。しかし昨今はどうか。1度負けてからその挫折を乗り越える「再生」や「挫折との共存」をしながら生きていく姿こそがあらたなるmasculinityとして示唆されている。(たとえば薬物に負けたというストーリーを持つエミネムもそうだし)エモラッパーが精神的に不安定であったり、それをそのまま歌詞に落とし込んだり、そんなラッパーのファンになる者もやはり同じ脆さを抱えている。そんな脆弱さを抱えながらも生きていく姿、というのがあらたなる男らしさとして、その象徴として「涙を流しているアーティスト写真」が流行りだした。

http://outception.hateblo.jp/entry/music02


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