「機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争」とは？

地球連邦軍とジオン公国軍による戦いが熾烈を極める宇宙世紀0079年末期。連邦軍の開発したニュータイプ専用モビルスーツ・ガンダムNT-1 アレックスを巡る戦いが、宇宙に浮かぶコロニー・サイド6で展開する。惹かれあいながらも、お互いの素性を知らぬまま戦うアレックスの女性テストパイロット・クリス、アレックスを狙うジオン軍の青年パイロット・バーニィ……。少年アルは彼らの戦いの目撃者となる。

この作品の見どころ

1.ガンダムシリーズ屈指の「見やすさ」

「ポケットの中の戦争」（以下ポケ戦）を語る上で最も伝えたいのが、「見やすさ」。6話構成なので、3時間あれば全部視聴可能。

しかも私が知っている宇宙世紀に準拠している作品、それ以外の作品の中で1番前知識（ミノスフスキー粒子、ジオンの成り立ちなど）がなくても楽しめる作品に仕上がっている。 

2.戦争と平和

少年アルは戦争を経験したことがないが、一歩宇宙に出れば一年戦争末期の連邦、ジオンの雌雄を決する戦闘が続いている。
そんな少年がジオンの兵士、バーニィと出会い、突然身近に現れた戦争に触れる時、何を思うのか…

3.ザクⅡvsガンダムアレックス

ガンダムシリーズを少しでも見た事がある人なら何となく分かるかもしれないが、
「ガンダムはめちゃくちゃ強い」
ポケットの中の戦争も例外はなく強い
そのガンダムから見ると「量産機に少し毛が生えたような」ザクⅡがどのように戦い、どういう結末になるのか。

後語り

「ポケ戦」ほどガンダム初見の人におすすめできる作品は今のところないくらいには見やすいし面白い。

是非「ガンダムには興味あるけど、どれから見ればいいか分からない」という人にオススメしたい作品である。