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ゴジラマイナスワンの制作費に全米驚愕.アメリカ最新事情#7

こんにちは。「50歳からのニッポン脱出計画」木村真治です。
このタイトルは何!?という方は良かったらこちらの自己紹介をお読みください♪

昨日はアメリカに来て初めて映画を見に行ってきました。

「Godzilla Minus One」ゴジラ-1

実は監督の山崎貴さんは妻の高校時代の同級生で、私もお会いしたことのある方。
「永遠の0」、「Always3丁目の夕日」などで日本アカデミー賞監督賞を何度も受賞されている巨匠です。

でも、決して驕ることなくとても人柄の素晴らしい方です。
子供のような純粋さを持ちながら映画制作をされている印象でした。

実は私は映画自体は日本で観てきたのですが、アメリカの映画館に行ったことがなかったので、英語の映画見てもわからない(笑)という事でのチョイスと山崎監督応援視聴でした。

気になるアメリカでの評価や興行収入などは後ほど。

1.アメリカの映画館

オリンピアのキャピタルモールという、アメリカでよくある、メーシーズやJ.C ペニーやベストバイ(家電品)などの複合施設の中のCinemarkという映画館で観ました。

上映スクリーンは、ネットで見ると座席数が少ないので、こりゃ音響とかも期待できないんだろうなぁと思っていたのですが。

いやいや、さすが映画の本場。
音響も素晴らしく、そして、座席の広さとゆったり感にビックリしました!

マッサージチェアをイメージしてもらえるとわかると思うんですが、スイッチを押すとリクライニングして足が持ち上がり。家のソファで寝転がってビデオ見る感じ。

「うわ、寝てしまいそう」

実際、本編始まる前に20分くらい予告編(長すぎ!)やってたので軽く寝落ちしました😆

Cinemark Olympia

2.アメリカでの評価

アメリカの映画評価サイトのRotten Tomatoesでもトマトメーターも視聴者評価も98の高評価!!

参考までに上記サイトの25年間の評価でもトップクラスです。
(なるほどあの映画がという感じなので見てみてください!)

3.全米興行収入ランキング


2023年12月29日の全米週末興行ランキングでは11位(10位は宮崎駿の君たちはどう生きるか)
ですが、上映開始後の興行収入は実写版全米邦画歴代1位の大ヒットをしています!

「大晦日の週末に向け、国内興収4,200万ドル、海外興収3,500万ドルを達成した東宝スタジオの壮大な『GODZILLA マイナスワン』は、全世界で8,000万ドルを突破し、日本発のゴジラ映画として歴代最高興収の新記録を打ち立てるだろう。公開4週となる先週末も、『GODZILLA マイナスワン』は260万ドルを稼ぎ出し、北米の興行収入トップ10入りを果たした。同作品は、『ウォンカ』(1,800万ドル)、『ハンガー・ゲーム』(300万ドル)に次いで、この週末で4番目に高い興収を記録した。
12/30 Forbs.comより

また同記事では

ゴジラ マイナスワン』がどこまで順位を上げられるかはまだわからないが、私が予想していた7500万ドル台以上の興収をすでに上げている。1億ドルを目指すほどの勢いはないようだが、これだけ高い評価と記録的な成績を残したのだから、そのマイルストーンを達成しなくても東宝にとっては大成功だろう。と書かれています。

3.制作費にアメリカ人驚愕

アメリカ人が驚いているポイントは実は「制作費$15ミリオン(日本円だと20億円位?)と言う所。

reddit.comというサイトでは

How Godzilla Minus One budget was only 15 million dollars?
(ゴジラの制作費がわずか$15ミリオン?)
というトピックがあり、面白いコメントがありましたので最後にご紹介しますね!(埋め込みができなかったのでご興味ある方は検索してみてください)

「ロバート・ダウニーJrは10年間アイアンマンとして活躍し、最後に7500万ドルを手にした。
ゴジラならもっと要求できるだろう。もっといいエージェントを雇うべきだろう?」

つまり、1人の有名俳優のギャラが10年で7500万ドル(約100億円!)なので、制作費1500万ドル(約20億円)だったら、もっといいエージェント探してギャラを上げてもらえば?!というツッコミ😆

唸らされたのは、

「日本の人件費について少し考えてみよう:
ゴジラ マイナスワン』のVFXを担当した株式会社白組のVFXアーティストの募集要項を見てみよう。

大卒の新入社員の場合、月給は24万4971円(1670ドル)で、午前10時から午後7時までの勤務となっている。」

日本ではアニメーターやVFX、映画スタッフの給料が悪いのは知っていたが、これは衝撃的な低さだ。彼らは生活費を稼ぐために寮で寝泊まりしているのだろうか?」

そう思われるだろうなぁ。。 

今日はここまで。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました♪

追伸
制作費については山崎監督が、10億?という噂にXで「そんな安くては作れない」と書かれたのがアメリカでは$15ミリオンと広まっているようです。

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