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少し疲れ気味の5月、アニメ「クールドジ男子」を見る。

こんにちは。桜小路いをりです。

遅ればせながら、先日、アニメ「クールドジ男子」を見終えました。(流行りに乗り遅れている……)

アニメ化される前から漫画の存在は存じ上げていたのですが、せっかくアニメ化されているので、まずはアニメから、ということで。

「クールドジ男子」は、タイトルの通り、クールでカッコよくて、一見すると、とっつきにくい雰囲気の男子たちが主人公。

しかし、彼らは実は、漏れなく全員「ドジ」です。そして、そんなドジまでもクールに決めてしまいます。

コンビニで商品をレジに置こうとしたら、間違えてお財布を置いてしまったり。
イヤホンを挿し忘れたまま、電車の中で音楽を流してしまったり。
左右別々の靴下を履いて、家を出てきてしまったり。

そんな自分の「ドジ」に対するリアクションも、人それぞれです。
顔には出さないけれど、内心しっかり羞恥心に悶えるタイプから、全く無自覚な無痛タイプまで。

クールでドジ、でも一生懸命で憎めない男子たちの日常を描いた、ほっこり笑顔になるアニメでした。

もちろん、どの「クールドジ男子」もカッコよくて可愛らしくて素敵なのですが。

個人的には、「自分のドジに対して何も感じない」、会社員の三間貴之さんと、三間さんを取り巻く皆さんがすごく好きでした。

このアニメの大きな魅力のひとつは、「クールドジ男子」たちがどんなドジをしても、周りの人たちの対応が温かいところ。

「あっ、またやってる」と笑って受け入れて、時には視聴者の気持ちを代弁するようなリアクションを取ったりして。

そこが、ほっこり温かい気持ちになれる素敵なところだし、くすっと笑えるところだと思います。

三間さんの同僚の皆さんも、三間さんのドジな行動にこっそり癒やされながら、お仕事に励んでいます。優しい世界で素敵。

もうひとり、「いいな〜」と思ったのは、「自分のドジを前向きに受け留めて、そのドジにツボって笑ってしまう」、専門学生の四季蒼真くん。

前向きにドジを流せるのも、自分のドジに肩を震わせて笑ってしまうのも、ある種の才能なんじゃないかな……と思います。
私も、そのくらい明るくいたいものです。

なにぶん、私自身もそそっかしいところがあるので、お話の中には「ああ、これやったことあるな」という「ドジ」もちらほら。(ごくごく小さいことばかりですが。)

また、「クールドジ男子」たちが、少しずつ色んなところで関わり合って、その関係性が繋がっていく展開も素敵でした。
どんどん惹き込まれて、目が離せなくなります。

1話あたり10分ちょっとなので、さくっと視聴できるのも嬉しいポイント。しかし、ついつい続きが気になって一気見してしまうので注意です。

(ちなみに私は、手を出したのがゴールデンウィークでよかった……と思うくらいには続けて見てしまいました。深夜帯は危険です)

そういえば、主題歌もすごく豪華なので、ちょっとご紹介。

まず、第1クールのオープニング曲は、まふまふさんの「青春切符」。
疾走感のある曲が素敵です。「夢のベルに駆ける青春切符」というフレーズが特に好き。

第2クールのオープニング曲は、syudouさんの「笑うな!」。編曲はすりぃさん。この字面だけで、既に豪華すぎる。

そして、エンディング曲は、第1クールの「Flash!」、第2クールの「たいせつ」共に、佐伯youthKさん提供。「クールドジ男子」たちを演じるメインキャストの声優の皆さんが歌唱されています。

(佐伯さんは、私の推しのSixTONESにもいくつも楽曲提供をされているので、お名前を見つけたとき、思わず「佐伯さん!」と口に出してしまいました。こういう繋がりを見つけると、無性に嬉しくなります。)


今、ちょうどYouTubeで1話〜12話まで期間限定公開されているので、気になる方はお早めに。


カッコよくて微笑ましい、ドジさえクールに決めてしまう男子たちの日常に、ほんのり元気をもらえる、「クールドジ男子」。

明日も頑張ろう、と思える素敵なアニメでした。
心も身体も少し疲れ気味になっている5月、これでなんとか乗り切れそう。

近々、漫画も読んでみたいなと思っています。

今回お借りした見出し画像は、くまさんのイラストです。第1クールのエンディング映像で、「クールドジ男子」たちが、それぞれくまさんに例えられているところが印象的だったので、選ばせていただきました。

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