Happy City めっちゃおもろい
今日は「Happy City」というボードゲームを語ります!
あくまでアツさを語ります。(ルール説明はググってください)
まずは私と「Happy City」の出会いから。
700個仕入れた海外ボードゲームショップ
めっちゃ映えるボードゲームショップの写真がTLに流れてきました。
なにこれ!かわいいデザインだし店の気合がスゴイ…ワクワクするぞ!?
フランスでめっちゃ人気ですやん
日本の個人ボードゲームデザイナーさんのゲームが海外進出してるのか…と思ってフランスの取扱メーカーのサイトから取扱店舗を見に行ってみると…
多いな!!!!!?
アメリカ版発売でお墨付き
フランス語版だけでなく、英語版も発売されました。
オンラインで無料プレイできる
気になるな~っと思って見張っていると、なんとBGAで遊べるようになったため、プレイしてみました!無料で遊べるんですよ、このヒット作が。
いやもうこれが、めっちゃおもろいボードゲームで、すっかりどハマリしてしまいました!!ルールもめっちゃ簡単で時間もめっちゃ短くて、でもでもめっちゃおもろいから何回もプレイできちゃうから、いっぱい楽しめる!!(ゲームシステムの面白さは後述しますね)
どんなゲーム?誰がつくったの?
「Happy City」は、幸福度が高くて人口も多いという、ハッピーな街づくりゲームです。そもそもツイートに書いてあるように、日本のデザイナーさん「さとーとしき」さんが開発した「ハピエストタウン」の海外版ですね。
「さとーとしき」さん、一体どんなゲームデザイナーなのかと調べてみたらゲームマーケット賞2017で見事大賞に輝いた、「8ビットモックアップ」を開発されているじゃないですか…!!持ってる!私も持ってるよ!これ実家に帰ると、まず最初にやるよってくらい飽きないゲームなんですよ!
こうなると「ハピエストタウン(邦題)」が「Happy City(洋題)」になるまでの経緯が気になってくるじゃないですか!?
個人ゲームが海外ヒットするまで
ゲームマーケット公式サイト内にあるさとーとしきさんのサークルページのブログ記事によれば、2018春に第一版が出たようですね。
・ハピエストタウン ストレッチゴール達成
発売前に100個の予約があったようです。個人で100個はエライですよ。
・『ハピエストタウン』予約受付締め切りのお知らせ
というか予約上限超えてます。初登場で何百以上売れてそうです。
また同サイト内に『ハピエストタウン』再販のお知らせという記事にて、ゲームマーケット2018秋に内容を変更していることがわかります。
やっぱり第一版はすぐ完売したんですね。
定価は 2300円 → 1600円 に値下げされています。
もともとは木駒や木製チップなどのコンポーネントがあったものを、すべて紙製に変更して、カード内容は増やしているようです。お得すぎる。
というわけで滑り出しも順調だったようで、今に至るわけですが、2018年から2021年までどういう経緯があったのかとても気になります!
国内ボードゲームショップでの取扱!
メディア掲載!
からの…?
ヨーロッパ中心に取扱店が数百以上、1店舗で700個も仕入れる店まで登場!BGAに参上、一ヶ月で10万回プレイされる異常事態。
(ラップになっちゃった)
2021年夏にはアメリカ版が発売されました!
海外版とオリジナルはどう違うの?
オリジナルの「ハピエストタウン」と海外版「Happy City」は見た目だけではなくて、内容も変更点がいくつかあるようです。
▼海外版の変更点
・最大プレイ人数の変更:4人→5人
・言語依存ありの特殊効果カード追加
・特殊効果カード枚数の変更:3枚→プレイ人数+2枚
・施設カードの破棄可能枚数の変更:任意→1枚まで
個人的には「ボドゲは4人がベスト」という偏見があるんですよね。あとは家族で遊ぶと4人くらいになる…みたいな感覚もあるんですが。
もしかして海外だと「大体家族で遊ぶと5人くらいになる」って感覚なんでしょうかね?
もともとは言語依存なしのゲームだったのは、海外で遊びやすかったという面がありそうですが、逆に海外版は言語依存ありのカードが追加されていますね。戦略性も向上してゲーマーも楽しめるようになったということです。
海外版の開発方針では対象年齢を上げたかったという背景が、他プレイヤーの攻撃性を追加したり、戦略要素が出てきたりして、難易度を上げることにつながるというのは興味深い話ですね。
日本語版は誰におすすめ?
ファミリーやライトゲーマー同士でカジュアルに遊ぶのであれば、日本語版の「ハピエストタウン」がおすすめですね。わかりやすくて短い時間で楽しめるので、ゲーム会の最初にプレイするゲームにも最適です。
得点計算も九九ができればいいだけなのでめっちゃ簡単です。
間違いなくヘビロテできるゲームでこの価格はお買い得ですね。
アメリカ版を買いました
結局あまりにおもろいのでアメリカ版を購入しました。
https://www.amazon.com/dp/B09B5L1JXR
2021年9月20日現在は日本版(オリジナル)、ヨーロッパ中心に展開している海外版、英語表記で箱の横幅が大きいアメリカ版が確認されています。
フランス版も買いたい
箱のサイズ的には実はユーロ版も欲しいのですよね。と思ってたどり着いたフランスのボードゲームショップのPARKAGEさん。私の記事を読んでユーロ版が欲しいと思った人が買いに行けるようにリンクを貼っておきますね。
https://www.parkage.com/fr/0922017-happy-city-francais
Happy Cityのゲームシステムがめっちゃおもろい
私は初手でアメリカ版の「Happy City」を購入したわけですが、その理由はゲームシステムがおもしろいからです。
ボードゲームに馴染みのない方に一言で説明するならば、
ファミリーで楽しめる街づくりカードゲームです。
かわいいお店や建物が描かれたカードを集めて、
ハッピーな街づくりをします。
人にゲームをすすめたいようなゲーマー向けにレビューするならば、これはファミリー層にもカジュアル層にも、「まずはこれ」とおすすめできるゲームだと言えましょう。
ゲームシステムに興味があるゲーマーの方、下記にまとめておきました。
▼ゲームシステム分析
・10分程度で終わる、テンポが良い。
・10ターン以内に終わる、いつ終わるか理解しやすい。
・いい目が出ないとかの捨て回がない、退屈しない。
・常に前進してる感がある、気分が良い。
・良いカードが選択肢に残ると「ラッキー」と感じる、
適度な「ガチャ」感、ハラハラ感が毎度ある
・初見殺しというほどではないが、ちゃんと演出された落とし穴がある。
・絵がかわいくて魅力的、
同じ効果のカードでもどっちにしようかな?という選択肢が浮かぶ、
カードが欲しくなる。
・ゲーマー以外が感じる退屈さと面倒さが省かれている、
ユーザーが感じる嫌なものが省かれた設計なので初心者にすすめやすい、
不快感がない。
・ほぼほぼの場面で救済措置がある、とりあえずの行動でも損はしない。
・毎回カードを新たに引けるので「とられた」感が少ない、
ちょうどいいくやしさがある程度、恨まない。
・得点計算が単純明快、九九さえできれば一瞬で計算が終わる。
(低学年の子は九九を覚えるきっかけになるかも)
・初プレイの人に勝利/終了条件と流れだけ説明すれば、
「じゃああとはやってみましょう」がすぐできる。
・ファミリー向けもゲーマー向けも完成度が高い、
ちゃんとどちらもバランスが良い
・ルールの区分名「ファミリー向け」「エキスパート」向けという
名前もわかりやすい
・お金、人、幸せになるための要素、
どれもそれだけではHappy City成り立たない、
教訓がすごい。
という感じです。これは間違いなく買いでしょう?
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