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娘を撮るなら、135mm は避けて通れない

娘のかわいい時期を撮っておきたい。

そういう場合、Canon EF 135mm F2L USM は避けて通れません。

価格ドットコムで最安値を見ても10万円以上する高額なレンズですが、実際に使ってみて「撮れた写真」を見ると「あぁ、いい買い物したんだなぁ」とそのコストパフォーマンスに納得するはずです。

フルサイズだと135mmとして、EOS 70DなどのAPS-Cだと約200mmの焦点距離として使えます。

正直言って、単焦点レンズなのでズームレンズに比べれば使いづらいですし、デジタルカメラ用に設計されたレンズではないので逆光性能は少し厳しい場面もあるかもしれません。

しかし!

公園などで、こどもの(とくに小さい娘の)かわいい、やわらかい雰囲気をプロみたいに撮りたい場合には、このレンズがいいと思います。

まず、70-200mmのズームレンズなどだと、大きすぎてそもそも取り回しが大変ですが、その点で135mmは意外と小さくて(もちろん、この明るさと写りにしては、ということですよ)、公園に連れて行って撮影する場合でも、億劫に感じない。

じゃあ、50mm F1.2L とか、85mm F1.2L II は?となると、50mmくらいの標準レンズだと、きれいなボケが得られてもポートレートというよりスナップ写真の雰囲気が強くでますね。撮影距離も近くなるので、なんとなく子供がコチラを意識してしまって表情が自然じゃないなと感じることもあるし。85mmは誰もが認めるポートレートレンズと言っていいですが、やっぱり20万円以上する(!)となると、ちょっと二の足を踏んでしまいます。

ですから、取り回しのしやすい大きさ、かつ写りの良さ、そしてLレンズとしては買いやすい価格、といった点を総合すると、この135mmがイチオシなわけです。とにかく「やわらかく」写ります。それでいてピント面は開放からクッキリ。薄曇りの日にシャッターを切れば、そのしっとりとした色乗りに満足するんじゃないでしょうか。

いきなり買うのはちょっと、という場合は、マップレンタルで借りて使ってみるのもいいかもしれません。1850円/1日 から借りられるそうです。

以上


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