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【お題拝借】プロになる方法(26歳・会社員)

高松市にお住まいの26歳の会社員Oさんから頂いたお題を紹介します。


高松市の瓦町駅近くの日本料理屋「土佐のおきゃく」でお題拝借
高知出身の女将が出してくれる新鮮な素材を活かした料理に舌鼓


左は鯨のキモ、右は鯨のタン、酒が止まりません


藁(わら)の薫りが堪らないカツオのタタキ

いま社会人3年生で営業部に所属しています。今後キャリアコンサルタントを勉強して将来はこの世界でプロとして食べていきたいと考えています。

26歳・会社員Oさん

そこで今回は、Oさんから頂いたお題「プロとして食べていきたい」
を拝借して、「プロになる方法」を「未来を輝かせるツール」に変えたいと思います。

【私ならこう考える】

プロフェッショナルを辞書で引くと
「ある分野で、優れた知識、スキル、能力を生かして、質の高い一流の仕事をする人」と出ています。
 
では「質の高い一流の仕事をする人」になるにはどの程度の修業期間が必要なのか?
 
私見ですが、ある分野で大金は稼げないにしても、
プロとしてご飯が食べられるレベルの(プロの入り口の)知識、スキル、能力を身に付けるには
「3000時間の座学 + 1年間の実戦経験」 が必要です。
 
ちなみに、資格の取得に必要とされている座学時間は(個人差はあるものの)
概ね以下の通りと言われています。
 
日商簿記1級、上級システムアドミニストレータ、行政書士で500~1000時間
中小企業診断士、社会保険労務士、1級建築士で1000~1500時間
税理士、司法書士、不動産鑑定士で3000~6000時間
公認会計士、弁理士で6000時間以上
旧司法試験で10000時間以上。

「3000時間の座学」のポイント

3000時間と聞くと途方もない時間に感じますが、
1日3時間の勉強を1年間継続して1000時間。
石の上にも3年継続して、累計3000時間。
 
そう考えると計画がしっかりしていれば一見誰でも出来そうに思えますが、
立てた計画を狂わせる最大の壁は、継続力吸収力です。
 
「やることの目的」が曖昧(継続力が弱い状態)、
「その分野の学び」に興味と好奇心と楽しさを感じない(吸収力が弱い状態)
だと途中で必ず挫折します。
 
 
「やることの目的」が明確で
「その分野の学び」に興味と好奇心と楽しさを感じるなら
チャレンジすることをおススメします。

「1年間の実践経験」のポイント

現在の仕事で小遣い(給与)を貰いながら目指す実践経験を得られる
1粒で2粒分美味しい 3つの方法 を紹介します。
 
「現在の仕事の中、又は仕事の延長線上」で目指す実践経験を積む。
 
①が難しい場合は、
「自分が実践経験を積める仕事」を新たに企画して会社に承認させる。
承認されれば、仕事として目指す実践経験を積めます。
 
①も②も難しい場合は、
もし会社が副業を認めてくれるのであれば手を挙げて目指す実践経験を積める仕事に就く。
このケースは人脈を広げるチャンスも増えます。
   又は
「アフター5」又は「休みの日」を活用して無償で師匠の仕事を手伝う。
このケースは師匠の技とノウハウを盗ませて貰いながら目指す実践経験が積めます。

プロを目指すモチベーション

プロを目指すモチベーションは何か?
 
人により色々あると思いますが、私は
 
ある分野でプロフェッショナルになれば、
将来「独立するにしても」「転職するにしても」「今の組織に留まるにしても」泰然として生きていけることだと思います。
 
プロフェッショナルとは、「自分の人生を、自分で選択できる自信を持った人」だからです。
 
人生100年時代。その3/100に当る3年間を何に使うか?
「石の上にも三年」、「継続は力」を信じて、まずは行動してみてください。
 
アナタの輝く未来のために!

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