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野菜の日

8月31日は、語呂合わせで「8(や)3(さ)1(い)の日」です。

1983年(昭和58年)に、“野菜についてもっと知ってほしい” “野菜の魅力を広く伝えたい”との思いで制定されたそうです。
1日に食べて欲しい野菜の目標量は、350gと言われています。

野菜、食べていますか?

実は、沖縄県民の1日あたりの野菜摂取量は約272g。約80g程足りてないという調査報告があります。
「野菜食べているよ。」という声はよく聞きますが、この機会に、実際何g食べているか測ってみてはいかがでしょうか。
野菜は、年中食べられるものもあれば、季節ならではの旬の野菜もあり、栄養素や効能などそれぞれに特徴があります。 

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夏野菜

夏野菜の特徴の1つは色鮮やかなことです。太陽の光をたっぷり浴びた野菜にはビタミンやポリフェノールといった成分が豊富に含まれています。また汗で失われやすい水分やミネラルなどの栄養も豊富で、体の中のこもった熱を外に出したり、喉の渇きを潤してくれる働きもあります。 

夏バテ予防「モモルデシン」

野菜の日にちなんで、代表的な夏野菜の1つ、ゴーヤーについてお話したいと思います。前回テーマ【夏バテ予防】でもゴーヤーについてふれましたが、今回はもうちょっと詳しく話したいと思います。


 小さい頃はあの独特な苦みが苦手で食べられなかった方もいると思います。(私もそうでした。でも、今は大好きな野菜の1つです。)
ゴーヤーの苦みは「モモルデシン」という成分で、食欲増進や胃の粘膜を保護する働きがあります。また、血糖値や血圧を下げる効果もあります。ゴーヤーは、体を冷やす効果があり、体内の熱を外に出してくれる働きもあります。
他にも、紫外線から肌を守ってくれるビタミンCも豊富に含まれています。一般的にビタミンCは熱に弱いですが、ゴーヤーは加熱に強いので炒め物にも適しています。
 


ゴーヤーチャンプルー



沖縄の定番料理の1つゴーヤーチャンプルーは夏の暑い時期にもってこいの野菜だと思います。
チャンプルーで使用する豚肉にはビタミンB1が豊富で、さらに、玉ねぎやニンニク、ニラも一緒に摂ると吸収がアップしますよ。と、前にも紹介しましたね。
私は、炒め物以外にも薄くスライスして、カツオ節とポン酢をかけて食べたり、クミンというスパイスと一緒に炒めて食べることが多いです。
苦みが気になる方は塩もみをしてしばらく置いて、さっと湯通しすると苦みが軽減する気がします。
 
栄養たっぷりな野菜たちを食べて健幸に過ごしていきましょう。


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