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Crypto/web3、2023年に向けての所感、および反直感的なインサイト

2021年9月頃からCrypto/web3にフルベットし事業開発を進めつつ、毎週欠かさず配信を続けたweb3FMもあってある程度は業界における知見も溜まってきたので(技術的なところはまだまだですが…)、約1年ほど経つ2022年末のタイミングで一度状況の整理と共に2023年の予測をoutputしてみようと思い筆を取りました📝

結論として、DAO/NFT/GameFi/DeFiなど様々な領域の探索を通して、AKINDOというweb3ハッカソンプラットフォームへのフォーカスを決めることができた1年でした。

そこに至る過程の変遷を備忘録も兼ねて以下に綴っていきます。どれも正直、多くの界隈の方にとって反直感的なものになっているかもしれませんが、あくまでも個人的な経験からのインサイトとしてご了承ください。

2022年振り返りのインサイト

Crypto業界、後半は冬への大転換もあり様々なことがあった激動の1年だったことに異論はないでしょう。個人的に全体を簡単に総括すると3つ。

1.DAOバブル

2020年がDeFi、2021年がNFTだったとしたら、2022年はDAOというキーワードが業界を引率したと見ています。2022年1月には以下の記事が多く読まれるなど、世間が新しい組織体型であるDAOに対して期待と希望を抱いた前半だったと言えるでしょう。

僕もその可能性に惹かれ、その領域を探索していくためDAOの求人メディアを作ったり、海外の有名DAOのコントリビューターや創業者にインタビューを繰り返してきました。そこでの気付きとしては、DAOはProtocolを中央に設け、コントリビューターが関与する仕組みを自動化するべきという世間一般で言われるDAOの概念とは逆行するものでした。いわばトップダウンで始めるべきと考えています。

最初からフラットでボトムアップでプロジェクトを進めようとするDAO(その98%がDiscordサーバーを立ち上げただけのコミュニティ)がすぐに過疎って機能しなくなる光景に見覚えがある方も多いのではないでしょうか。

一連の学びとして、web3におけるDAOの概念はプロジェクト(Protocol)が公共財に向かうための分散化における組織体系の一種であるということです。ProtocolをBuildするのは創業コアメンバーであり、そのProtocolはユーザー(顧客)の課題を解決し利益を上げ続ける仕組み、つまりPMFしていなければその先のDAO化も何もありません。もちろんスマートコントラクトを軸としたProtocolではなく、ユースケースに合わせてUI/UXを最適化したProductとしての展開も今の主流になっているように思います(Farcsterの戦略など参考になります。詳細は以下のpodcastにて)。

結論、以下のように公共財に向かう流れの過程にDAOがあるべきであり、DAOからスタートする、というのは基本再現性がないと考えています。

一方、Investment DAOジャンルは例外として初期からDAOとしてワークすることが可能です。以下とか有名ですよね。

FlamingoDAO
NFTを共同購入するためのDAO

ConstitutionDAO
合衆国憲法を買うためのDAO

BlockbusterDAO
ブロックバスターを買収するためのDAO

Krause House DAO
NBAチームを買収するためのDAO

LinksDAO
ゴルフコースを買収するためのDAOの

つまり短期的なゴールとリターンが明確なものであり、お金を入れておくだけで特にアクションは必要ないというものです(ハッキングされてしまいましたが、最初のDAOであるTheDAOも投資DAOでした)。※この投資DAOのはICOバブルの延長線上にあるものとも言えるかと

これは参加者の貢献とリターンが非常にわかりやすいので、ある程度成り立つものかと思いますが、問題点としては買収が成功したあと誰がその運用を引き受けてリターンを長期的に最大化していくべきか、という点です。

その面倒を誰が引き受けるのか、短期的なゴールが達成された後はそこのインセンティブをワークさせるのは難しいと聞きますし、やはりProtocolなど”仕組み”を設けて、トラストレスにルール化すべきな部分であると感じます。

2.トークン発行について

前述のDAO化に連なる内容ですが、2つ目はトークン発行について。

結論、個人的にはトークン発行はできる限りしないほうがいいと考えています。多くの方から反論がありそうなので補足させてください、もちろんDAO化にはトークンは有効なアプローチだと考えているので、正しい言い方としては”トークン発行はプロジェクトから継続的な利益が出るまでできる限り遅らせたほうがいい”としたほうが適切な表現かもしれません。

極寒の冬というのもありトークンに価値がつきにくいというのもありますが、初期にトークン発行をすることの本質的な問題は、顧客ではなく投機家を招いてしまうことになり、プロダクト開発に支障がでてしまうことだと考えています。

トークンはあくまでもプロジェクトのエコシステムに貢献してくれるユーザー、メンバー、パートナーに対して報いるものであり、その価値の原資は利益から来るべきだと考えています。利益、売上どころかプロダクトもない状態からトークンを発行し、期待値だけで実際に価値があるように錯覚させエンゲージメントのないステークホルダーからお金を集めるのはどう考えても悪手であるようにしか思えません。

そうなった時点でコアメンバーはトークン価値を下げないように、モメンタムをどう維持するかにフォーカスがいきプロダクトや顧客を後回しにするでしょう。

リターンを出せ!というステークホルダーからの厳しい圧力にさらされ、そして何も成していないのにトークン資産を持ってしまえば軸足がブレるのは必然のように思えます。なので立ち上げからPMFするまでの資金は、従来同様エクエイティで資金調達をするべきであり、原資となる利益が出て初めてトークンを出すべきだと個人的には考えています。実際、現状はSAFTではなく、SAFE+TokenWarrantによる資金調達が主流になっているとも聞きます。

トークンは売上利益に貢献するコミュニティ、エコシステムのメンバーに付与されるべきで、PMFもしていないフェーズで発行するのは時期尚早という認識です。最初のリスクは(面倒な)知識のない投機家ではなく、VCやエンジェルなどに任せましょう。

一方で、それはあくまでもアプリケーションレイヤープロトコルの話であり、L1/L2などインフラプロトコルにおいては例外という点だけ補足させてください。初期からバリデーターなど分散化をしていく必要のある低レイヤープロジェクトにおいてはトークンは初期段階から検討せざる得ないと理解しています。

話は戻りますが、このイシューはトークンだけではなく、コレクティブルNFTにも同様のことが言えると思います。数千、数万のNFTをローンチ時から売り切るNFTコレクションのプロジェクトも、上記同等の理由から長期的には厳しい部分があるのではと思っています(ラグプルも多いですよね..,)。

利益がでるまではコアメンバーが血汗を書くべきで、その生みの苦しみをコミュニティに任せる仕組みには疑問が残ります。ワークしたとしても遅々たるものになるでしょう。その間に熱量ある少数メンバーのプロジェクトにまくられてしまうかなと。

もちろん、まだ黎明期であり、まだどうなるか誰もわからないと思います。反証もあると思いますが、ひとつの意見としてご参考にしてもらえると嬉しいです。言いたいことはシンプルで、web2、web3関係なく、”誰のどんな課題を解決するか?”そこに向き合わないプロジェクトはフェイクだということです

GALXE(旧Project Galaxy)など使えばいくらでもTwitterのフォロワー数は増やすことができ、FOMOを作り出す事ができます。Fake it Until Make itという言葉もありますし一概に言えるものではありませんが、プロダクトと顧客に向き合っているプロジェクトかどうかしっかり見極めることが大切ですね。

3.web3ではなく、web2.5

顧客課題に向き合うことが大切である視点に立つと、それは必ずしもweb3ネイティブなプロダクトである必要はないかもしれません。ブロックチェーンやNFTはあくまでも手段であり目的にはなりえないからです。

その前提から考えると、2023年のweb3をマスアダプションに導くのは、リアル社会やweb2プロダクトなど、web3領域外の課題をブロックチェーン技術を使って解決するプロジェクトかもしれません。

Crypto人口は世界でまだ約1%に過ぎず、(今後の成長期待値から多くの資金が流れていますが)まだごく一部のニッチなマーケットになっています。ご存知の通りそこはUXの悪さやScamの横行など課題だらけですが、今後はその範囲内の課題解決に向き合うのではなく、その外の課題をブロックチェーン技術を応用して解決するスタートアップが生まれてくるのではと考えています。

トラストレス、パーミションレスな公共財的ソフトウェアのインセンティブ設計、コンポーザビリティによる拡張性、分散化によるユーザー保護、ゼロ知識証明による潜在ユーザーの拡大やレピュテーション革命など、これら技術はweb3外の領域により取り入れられるべきでしょうし、2023年以降実装が進みリアルとのアグリゲーションが進んでいくことでしょう。

これからもたくさんのweb3ネイティブなプロジェクトが生まれるでしょうし、そこに強く期待していますが、キラーアプリケーションとなるのはその外にあるものになるのでは?と感じています。

直近のトレンドをハイプ・サイクルに照らし合わせると、世界的にCryptoWinterとなった2022年後半から幻滅期に入っていると言えます。ノイズが少ない時期であり、この時期に淡々と仕込まれたプロダクトが来るCryptoSummerで顧客ニーズをえぐり正しい評価がされるのは過去繰り返されている通りです。

過度な期待値やa16zなどVCのポジショントークで、トークン発行など”web3ならでは”が求められていたかもしれませんが、幻滅期にある今はより幅広い課題をブロックチェーン技術で解決する視野が必要と言えるでしょう。

2023年に向けての所感

以上、web3の本流とは反直感的とも言えるかもしれない3つの視点で2022年を振り返ってみました。

今度は2023年以降の予測としては以下の4点を挙げたいと思います。よくPodcastなどで話している内容になりますが、改めてどうぞ。

1.分散型における透明性とプライバシーのトレードオフ

冬の時代の引き金となったTerra/LUNAショックを発端とした3AC、Celsiusの破錠、そして極めつけはFTX破産というように、Cryptoユーザー外にもインパクトを与えた激動の1年になったことは間違いありません。

特にFTXにおいてはショッキングなものであり、SBFを中心とした運営者らの悪意ある運用からもたらされるものでした(顧客預かり資産を政治献金や出資に回していました。詳細は以下より)。

この反動で、不透明性極まりない中央集権的なプロジェクトを不安視し、分散型であり透明性ある(Can't be evilな)DEXに資金が流れるようになるのか、というとそれもそれでまだ微妙なところだと考えています。なぜならUX的な難しさ以上にプライバシー的な懸念からユーザーの移行、転換は一部に留まるのかとも(実際まだ僕もBinanceをつかい続けています…)。

今のCryptoはまるで自分の財布や銀行口座を公のものにしながら経済活動をしているようなものであり、2023年以降はそれがおかしいことであると気付く人が増えると思います。もちろん目的別でウォレットを変えたり、コールドウォレットを使っている人もいますが煩雑極まりなく、また別でセキュリティ的な課題もあるでしょう。

政府やGAFAなど中央集権的な(トラストフルな)組織に対してのカウンターでもあるトラストレスなCrypto/web3の概念、FTXの件からもそれはより評価されてしかるべきですが、プライバシーセキュリティの問題がどうしてもつきまとうのが難しいところです。

その問題を解決するソリューションとして、2023年はAZtec、Aleo、Sismoなどに代表されるゼロ知識証明を活用したプライバシープロジェクトが本格的に浸透してくると考えています。

詳細を明かすことなく、求められる条件に該当することを証明する技術、それこそまだテストフェーズのテクノロジーですがこれらの社会実装により、トレードオフが解決され、それは新興国の人々にも真の意味でオポチュニティが開かれたものになると確信しています。

一方でスケーリング領域を担うzkSync、scroll、StarkNet、Polygonなども本格的に導入され、今後あらゆる情報(バイタルデータ、行動データ、オンラインでのアクセス履歴など)が、オンチェーンに刻まれ自己主権データの時代になってくるのもめちゃくちゃ楽しみです。自分のデータの所有権を持ち、それにより適切な価値が還元(収益化)される時代はもうすぐであり、それはゼロ知識証明によってもたらされるものになるでしょう。

web3の特徴はRead,Write,Ownだ、と言われてきましたがこのテクノロジーによってやっとOwnが現実のものになります。

2.ゲームがキラーアプリケーションに

新しいテクノロジーをマスアダプションさせるのに、いつの時代もゲームがその突破口となりえます。2021年後半はAxie Infinity、2022年前半はStepnによる衝撃がありました。

このインパクトを受けて予算と人材を潤沢に持つ各ゲーム会社はブロックチェーン要素を組み入れたゲーム開発、つまりGameFiに多額の投資をしておりそのリリースが2023年前半に国内外で矢継ぎ早に行われるのではと感じています。

モバイルの歴史を見ても分かる通り、ガラケー時代など初期はタップをしていくだけのごくシンプルなゲームが主流でした。そこからスマホ時代となり、ネイティブアプリのゲームクオリティに投資をしてきた企業が多くのキャッシュカウを生み出すに至り、それはスマホの普及を大きく後押ししました。

当時は海外だとClash of Clans、Candy Crush、国内モンスト、パズドラなどがその代表格であり、パズドラはなんとリリースから10年立つ今も単月で30億円規模の高い売上を出しているのは恐れ入るばかりです…!!

GameFiの基本概念については、以下のとおりと理解しているのですが2022年は今までのGameFiとは一線を画するハイクオリティプロダクトがリリースされるでしょう。

ゲーム内のなんらかのオブジェクトをユーザーが所有でき、その
アイテムを通して楽しく遊べるだけではなく、その価値上げることでマネタイズができる

欧米ではDeFiが主流でありCryptoユーザーのメインのユースケースとなっていますが、日本やアジアにおいてはGameFiプロダクトがDeFiに置き換わり、Cryptoの概念をマスに浸透させると確信しています。

王者栄耀やPUBGなどを生み出したTencentなどの中国企業がどのように規制の網をかいくぐり、GameFiアプリを出してくるか注視しておきたいところです。

また、BAYCを運営するYuga Labsは、新しいCEOとしてActivision Blizzardの社長兼COOのDaniel Alegre氏を起用することを明らかにしています。Activision Blizzardは「Call of Duty」や「World of Warcraft」などを運営する米ゲーム大手中の大手であり、これから高品質のゲームプロダクトを仕込んでいくことの現れとも言えるでしょう。

3.ステーブルコインがCryptoとリアル社会を繋ぐ

こちらもよくPodcastとかで言及している点ですが、リアルでのステーブルコイン利用の拡大なくしてCrypto/web3のマス化はありえないと感じています。DeFi、DAO、NFT、GameFiなど、各web3分野で得た報酬や売上を、シームレスに日常でも活用できるブリッジチャネルとしてステーブルコインの普及はマストでしょう。

ちょうどタイミングよくこのようなニュースも出ていました。web3とリアルを繋ぐステーブルコイン、このような法令整備が進むことで浸透していくことは間違いないでしょうし、これは人々がweb3プロジェクトに関与する大きなインセンティブトリガーになると思います。

ステーブルコインでの決済が一般化していくことは、USDC/USDTなどステーブルコインが実質のグローバル通貨になりえる未来を垣間見させてくれます。そんな便利な未来を引き寄せるweb3プロジェクトを、弊社ではハッカソンを通じて創出していくことが一つのミッションとしてあります。

4.ハッカソンによるweb3エコシステムの拡大

手前味噌ですが、ハッカソンについても言及させてください。

弊社で開発運営をしているAKINDOはweb3ハッカソンプラットフォームであり、web3プロジェクトはAKINDOを使うことでパーミションレスでハッカソンを開催でき、ビルダーコミュニティを構築することができます。

なぜハッカソンなのか?よく聞かれる点ですが、web3企業のEXITであるDAO化へのプロセスにおいて、ハッカソンはそのファーストステップとしてデファクトの施策になっていることが挙げられます。

コアチームによる開発運用から、コミュニティへの分散化に向かう過程でグローバルな開発者達とエンゲージメントやリレーションを設けていくのにハッカソンが現状最も最適なアプローチとなっているのです。

実際に多くのweb3プロジェクトはそのマーケティング予算を、エンドユーザーに対してではなく、ハッカソン/助成金/出資などを通してデベロッパーへ振り分けています。Metamaskもまさにデベロッパーファーストのグロース戦略で今の地位を築いているのは周知の通りです(自社のアプリケーションエコシステムを拡張していく施策は、ハッカソンにとどまらず今後よりユニークなものが登場するのでは、となんとなく思っています)。

ハッカソンは基本無料で参加できますので、開発者としては実績作り、新しい技術のキャッチアップ、仲間作り、審査員らからのフィードバック、そしてPrizeの獲得など大きなインセンティブがあるイベントとなっています。

公共財をゴールとしたweb3の分散化の思想にフィットする取り組みであり、EXITへのプロセスの中核にあるハッカソンはweb3のマーケット拡大と比例してこれから大きなマーケットになっていくでしょう📈 AKINDOとしては、2023年から本格化していくであろうこのマーケットを捉えにいくためのファーストアクションとして、2022年10月にweb3ビルダーコミュニティの構築を目的とした東京web3ハッカソンを開催しました。

492名のビルダーにエントリーしていただき、98件もの高品質のプロダクトが提出されるなど、日本最大のweb3ハッカソンになったことは間違いありません。予想を大きく超える参加者の熱量と結果となりました。

KICK OFF sessionYouTubePhotos
DEMODAYYouTubePhotos

このハッカソンでは以下のような素晴らしいスポンサー、パートナーの方々にご参画いただいたおかげで、無事大成功のまま終えることができました。この場を借りて参加頂いたweb3ビルダーたち、ご協力を頂いたみなさまに深く感謝申し上げます。

Sponsor
Accenture、DeNA、RITSUAN、bitFlyer、Dentsu、Ripple、Gaudiy、Micorsoft、cocone connect、Thirdverse、double jump.tokyo、WeWork、HIRAC FUND、01Booster、DMM.com(共催)

CommunityPartner
Fracton、UNCHAIN、和組、Emoote、FVentures

Blockchain Partner
Polygon、Astar、NEAR、Flow、Aptos、XRPL

このモメンタムを絶やさぬよう、2023年はゼロ知識証明、ReFi、セキュリティなど各分野ごとのテーマでのハッカソンをいくつか企画しています。いずれも海外のTop-Tierプロジェクトにスポンサーとなって頂けるようゴリゴリBizDevを進めている状況です。

各プロジェクトのコアメンバーと日々密にコミュニケーションしているユニークな機会かと思います、メンバー募集していますので、ご興味ある方はDMを頂けると嬉しいです(ビジネス英語は必須とさせてください🙇🏻‍♂️)。

AKINDOは継続的なハッカソンをコンセプトにしたweb3ハッカソン開催ツールであり、プロジェクトはビルダーと長期的な関係性を築いていける点が競合と差別化ポイントです。今はプロダクトとして提供していますが、デベロッパーコミュニティリレーションのためのprotocolとしてあらゆるweb3プロジェクトのインフラとなることをゴールに見据えています。

そのための階段を2023年から1歩づつ本格的に登っていく所存です。少数精鋭で進めていますが、もし開発(React.js/Node.js/Solidity)、BizDevのポジションでご興味ある方いましたらぜひお話をさせてください。フルコミットできる方は実質創業メンバーとしてご一緒できればと思います。

2023年はETH Tokyoも開催されるなど国内のデベロッパーが本格的にweb3にオンボーディングする転換期になると思います。その流れをより加速できるようAKINDOとしてもCoolなプロジェクトを日本やアジアとコネクトできるよう全力で進めていきます。

東京web3ハッカソンのリモート会場であったAKINDOのDiscordではETH Tokyoのためのチームアップや技術相談チャンネルを開設しました。参加を検討している方はぜひ覗いてみてください。こちらからどうぞ→https://discord.gg/vMumH67S7c

2023年、マネーゲームは終わりBUIDLの時代に

サクッとまとめるつもりが大分長くなりました… 各所で言われているところですが、結論2023年はこの見出しの通り本質的な価値がBUIDLされ複数のブロックチェーンを活用したキラープロダクトが登場すると感じています。

個人的な注目領域としてはゲーム、web3ソーシャル、NFTFi、Audit、zkやDIDなどプライバシーツールなどでしょうか。

今年はハッカソンを切り口に、トークンありきのマネーゲームではなく、テクノロジーに向き合い顧客の課題を解決するプロジェクトの支援を推し進めていきます。Ethereumだけを見てもこのようにたくさんのハッカソンやカンファレンスが世界各国で行われますし、CryptoWinter関係なくビルダーたちの熱量は増すばかりです。

このエコシステムに価値貢献できるよう、2023年は本格的にAKINDOの開発を推し進めていきweb3ビルダーコミュニティの拡大に努めていきます💪🏻

なかなかnoteを書く時間はありませんが、web3FMでは毎週プロジェクトの進捗も合わせてシェアしていますのでよかったらTwitterと合わせてこちらもお使いのPodcastアプリでフォロー頂けると嬉しく思います。

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あと、2023年は英語もっとがんばります…!!😂

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