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初心者向けやさしい自動車の選びかた


1 基本的に故障するものと考える

自動車は基本的に故障を考慮しなければなりません。だからみんな新車とか新古車などのメーカー保証が付いているものを買います。修理が無料だからです。

ところが中古車だと費用が掛かるので安くても不人気なのです。中古車の話は後ろの方でかきます。まずは新車の話をします。


2 出費

<基本的に年間にかかる費用>
 ・ガソリン代(1万から2万)
 ・車検7万円と自動車税3万円
 ・物損保険(年5000円くらいのには入っておきましょう。対人保証は自賠責があるので加入不要です。)
 ・冬のタイヤ代(安いのだと5000円×4)
 ・駐車場代(都内だと7万円程度)

無事故でもこれだけ掛かります。年間維持費で地方で25万、都心部で35万


3 安く買う方法

新車や新古車を安く買う方法は業販店から購入することです。業販店とは修理向上と販売を両方やっているお店で、大体ダイハツかスバルの看板を出しています。

なぜ安く買えるかというと、彼らは修理やメンテで儲けようとしているので、ディーラーと違い安く売れても問題ないのです。その上、車の専門家で元トヨタや日産のディーラー勤務などが多いので根切が上手なのです。ちなみに1台うれると報奨金としてディーラーから1万から5万くらい貰えるそうです。

4 中古車の見分け方

基本的に自動車は10万キロもしくは7年以上走ることを想定してはいません。ですからこれを超えた自動車はまず修理が必要になると考えましょう。

ですから問題は、修理にどのくらい金がかかるか?なのです。そこで重要なのは、エンジンと電気系統です。ここが壊れると数十万、下手すると100万を超えることになるので、この欠陥を入念にチェックする必要があります。

① エンジンの調べ方
 エンジンをかけたとき、変な音賀したり、安定するまで時間がかかったり、吹かしたときに異音がするものは避けます。
② 電気系統
 電気系統はまず、水没している自動車はアウトなので、水没したかどうかを調べます。水没した自動車はシートベルトの色が変わっていますから、ベルト限界まで引っ張って変色がないか確認しましょう。あとはロックやウインドウを実際動かしてみて異常がないか確かめます。

 また、すでに異常がある場合は異常ランプが光っています。それがあるかどうか確認します。3回くらい、エンジンをかけて、軽く吹かして、エンジンを切ってをしてみます。怪しく光る場合はすぐに異常が消えても故障寸前の可能性があります。


5 自動車整備工のチェックポイント動画

中古車の選び方①

a ライト

黄色いのは劣化、ひどすぎると車検落ちる。片方だけ黄色じゃないのは事故車の可能性大。販売員に確認しましょう。水滴や曇りがあると車検とおりません。

b ボディー

傷やへこみがどこにあるか店員に聞いて、それ以外の傷は車体から5度くらいの角度で見て確認します。車高のある車はルーフが終ってる場合があるのでよく確認します。つやがあるボディは前所有者から大切に使われているので加点してよいです。

c ガラス

ガラスに小さい傷がある場合、そこからヒビが広がっていくので注意です。もし広がったら無料で治して貰えるのか?ガラスリペアしてくれるかを確認しましょう。


d 床

とりまジュースこぼしてるとかで汚れがあるかどうかを確認、あと臭いは重要です。あまりにひどい場合は値引き要因にできます。

e シートベルト

全部引っ張って確認しましょう。もしほつれがあれば車検は通らないときがありますし、色が途中から変わっている場合、水没の可能性があります。

f その他

ペダルとハンドルの汚れ、運転席のドアを上げたところにオイル交換のシールが貼られているので確認します。シールは多ければ多いほど加点です。

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キーの先端のまるみと行距離は比例します。一応見ておきましょう。

g エンジン

 キーを入れたとき、一旦すべての警告灯が光るのを確認します。付いてないものがあるとき、電気系統が逝かれています。

 エンジンを入れたとき、キュルキュルキュルはおkですが、キュキュキュンキュキュキュンとかだとそのエンジンは異常があります。その車はやめておきましょう。

 空ぶかしを軽くしたときに、エンジンがブーンってならずに、一旦なんかおとがしてからブーンもエンジン異常です。

h オートマミッション

 反応が遅いものは電気系統の異常です。振動が大きいのも異常です。

i 運転席回りの電装品

 動けば問題ありません。注意はエアコンです。臭いと冷風が出ているかどうかは念入れてチェックします。

j 座席の下部

サビがないか確認します

k 荷物席

めくれるものは全部めくって確認します。水没車は板をめくると水浸しのときがあります。めくった下の部分を触ると濡れてるときも注意です。

スペアタイアと取り付け用の工具も入っているかチェックしておきます。

l荷物ドアを開けたときの上

牽引されているとこの部分に傷があります。

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m エンジンルーム

まず、エンジン本体に油汚れが無いかみます

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そしてこの棒を引っ張ります。付着してるオイルの変色が濃いようだと、定期的にオイル交換していないので、ガタが来る可能性があります。

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エンジンミラーキャップを開けましょう。

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キャップの色が確認できないほど黒い場合(右)より黒いとやばいです。キャップにクリームのようなものが付いているもの(左)はメンテ悪い車です。

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ラジエーターキャップも暑くなってないか確認して開けてみましょう。

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水で満ち溢れているはすです

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フタに水が付いていること、サビていない事を確認しましょう。

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o バッテリー

交換年月日を確認します。大体2年で寿命なので2年を越えていたら、無料で交換してくれるかを確認しましょう。

p オイル漏れ

とにかく水滴くらいのオイル漏れはあうと、ふき取ってさえいないレベルだとだいぶきてます。

q 車体の下部

よごれとサビがひどいとまずいです。ボディに穴が空くくらいのサビは車検がとおらない可能性があります。

r タイヤ回り

事故車は軸が曲がっています。曲がっている場合は、タイヤの摩耗が内側が大きいなどなっています。

あと車体とタイヤを繋ぐバネ、サスペンションにサビやひびが無いか見ます。

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