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領収書の用意から気づくこと

〜鍼灸師、自宅開業の当たり前を向上させる⑳〜

【領収書の用意から気づく事】
金額が決まっているなら、その時用意するのではなく、事前に用意しておく。
(助手の方などがいる場合はその時でも)

続けて治療するなら当然用意しておく。
不要という方も覚えておき、
その場合当然お渡しせず処理する。
 
 
その用意、準備、段取りが患者さんを呼ぶ。
時間も勿体無いですので。
 
 
ただ、キャンセルなどがあった時無駄になるけど、

自分が事前に用意するという行為をやっていると、
自分が他の治療施設やお店、旅館などに行った時、予約する際、

どれだけ相手が準備したり、来る前に時間を使ってくれているかの理解につながる。
想像力が働く。
 
 
その人(予約者)のことを何か(sns?)で調べてくれてるかもしれないし、

旅館だったら、その人が好きそうなお茶や何かを調べて用意してくれてるかもしれないし、

ただ予約枠という時間だけでなく、
予約するというのは色んな時間・想い・行為が込められていることを知る。
また、高級なお店ほど事前の準備している。

泊まっている時だけでなく、
その前から沢山の時間・労力が使われていることがある。

 
超一流の料理家は、暗いうちから起きて、自分で山へ行って山菜をみたり、魚を見に行ったりする、それと同じ。
それが本当に大切なこと(そこでかなり勝負が決まっている)と分かっているから、それに時間をかけられる。
 
 
施術の場合はキャンセルしても、それがなくなることはないが、
何かを予約して行くということは、そういうこと。
大衆的なお店、整骨院などは分かりませんが。

予約した時から、既に恩恵を受けている。
 

[鍼灸栗原治療院の院内への想い]

・タモリさん、笑福亭鶴瓶さん、加賀まりこさん、ジャズピアニスト山下洋輔さんなど著名人の通う鍼灸院で師匠から教えていただいた治療する場所の作り方。

・サービス業としての気遣いではなく、医業としての気遣いの違い。

・治療する場所、物の力を活かして最大限の治療効果を出す方法。

物、空間を大切にできることは患者さんを大切にすることと同義。

学校では教えてくれない現場の知恵、工夫をシェア。

鍼灸師の資格をちゃんと活かせる人を増やす。
鍼灸師がもっと良い職業と思ってもらえるように。
自宅開業で幸せな人が増えるように。
一人治療院でやれること。

そんな苦労し過ぎなくても知ってさていればいいことがたくさんある。
 
 
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