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ジャック・グリーリッシュ@シティ問題

昨シーズン、鳴り物入りでアストン・ビラからシティに移籍したジャック・グリーリッシュ。昨シーズンのシティでは、「特段悪くはないが、いまひとつ」といった評価が多かったように感じます。
では、今シーズンのグリーリッシュはどうか?

ぶっちゃけグリーリッシュ、どうなのよ

結論から言うと、今シーズンのグリーリッシュは最もパフォーマンスの高い選手の一人です。2月25日時点での数値ですが、彼が出場したプレミアリーグの試合は8割近い勝率で、逆に出てない試合は勝率3割。ハーランドほど目立った個人成績はないものの、彼の存在がチームに大きく貢献していることは数値にも表れていると思います。定性的には、彼がサイドでボールを保持することによりリズムが作りやすくなる、ファイナルサードでの突破などが彼がシティに加えているスパイスでしょうか。

ビラ時代のグリーリッシュと、シティ加入後を比較した興味深いチャートがあります。先ず、明確な違いとしてはXG(ゴール期待値)はシティに来て低下、一方でディフェンス(強度・インパクト)は大幅に向上している、というのが見て取れます。グリーリッシュ自身も「ビラで育って、ずっとビラのスタイルでやってきたら、シティに来て環境が変わってかなり大変だった」という趣旨のコメントをしていますが、所謂ローカルチームでの花形選手から非常にうまくトランジションしたと見えます。

何が違うのよ、今シーズンのグリーリッシュ

上記の表で、シティ加入後(昨シーズン・今シーズン)の違いを見ると、ドリブルのスコアが上がっています。グリーリッシュは、グアルディオラ監督から「なぜもっと危険なゾーンで得意なドリブルをしないんだ」と発破をかけられていたようで、今シーズンはドリブルが更に増えています。ポゼッションサッカーを志向し、且つ、パスをつなぐ印象のシティでは希少な存在でしょう。

ボールを貰う位置は、左Wとして大きな変化は昨シーズンと比較してみられません。あえて言えば、昨シーズンはレーンの一番左で保持していたのが、ハーフレーン側でより多いタッチをしているということでしょうか。

で、やっぱりどうなのよ、グリーリッシュ

現在27歳と脂ののった時期のグリーリッシュ。今後のタイトルレースを占う上で、彼の活躍はシティの逆転優勝に向けて不可欠と言えそうです。

ちなみに本記事は、ミーハー・サッカーファンが極めて適当に思いついたことを書いています、というのはお含みおきくださいませ。

では。

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