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相談事例:頼りにできない優秀な一人息子

相談者:タダ様

優秀な一人息子は外務省勤務で30年近い海外勤務を経て帰国した。
あと数年の定年まできっちり務めあげる予定でいる。

出来の良い自慢の一人息子ではあるが、長く海外にいたせいか、日本の風習にはまったくとらわれない。
墓守家を継ぐことにはまったく関心がない。仕事の都合もあって、帰国後は家に戻らず、地方で家を購入した。

それをヨシとしてきた私たち両親だが、歳を重ねると息子を頼れないことに心細さを感じはじめた。

最期は自宅でと思っているので、訪問看護してくれる病院の手配はしてあるし、施設に入らなくてもいいように家はバリアフリーにしてある。生前の準備は尽くしてあるが、死後のことの方が気にかかる。

☆未来へ繋がる気づき
タダ様のように子どもに迷惑を掛けずに自分のことは自分で後始末をつけたいとおっしゃる親御さんは非常に増えています。
とは言え、ご両親の想いはお元気な内に息子さんに伝えた方が、お互い悔いが残らないと思います。

※ご相談者の名前は仮名です。

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