見出し画像

動くからフォーカスが見えてくる、そしてフォーカスする

横浜にて、有志によるグループレッスン年内最終日でした。
有志の集まりだけに、意欲を感じます。

気付けば、あっという間の一年でした。
昨年末に、「来年」の目標を聞いています。この一年は、それぞれが掲げた目標に沿ってレッスンをしたわけですが、実にあっという間ですね、一年は。

今日のレッスンを終えて、一年前の姿を思い出す訳ですが、確実に進歩をしているのも感じます。

それでもみんなから出てくる問い
---どうしたらもっとうまくなりますか

それについて考えてみました。

練習するから課題が見つかる

今日、一番に感じたことは、
それぞれに今すべき課題が明確だ
と言うことでした。

ジャグリングをしてもらうと、きちんと練習していることがわかる。
レッスンを初めて、すぐにわかる。

今までよりもレベルアップしているので
今何を練習したらもっとうまくなるか
イメージがパッと浮かびました。

結局のところ、ジャグリングは身体を動かしてなんぼです。
身体の理解を経て、初めて次へ進める。

きっちりと練習しているひとには、アドバイスがとてもしやすいです。
(もちろん、練習していないひとにもアドバイスはできますが、同じようなことの繰り返しになってしまいます。)

フォーカスを絞ろう 課題=フォーカス、練習のポイント

そんな風にしっかり練習しているみんなですが、改めて、どんな練習をすれば良いのか、と質問がありました。

段階にも依るので、一概には言えませんが、しっかり練習し、散らばっていたものが形になりつつ今としては…

手応えを感じたら、それに絞って集中して練習をして、一つ一つしっかりと身に付けましょう

と回答しました。



学習する段階は
やり方を理解する→できる→わかる→身に付く
と言うような段階を経るものです。
別の言葉で表現すると
頭で理解し、身体がついてきて、いつでもできるようになり、自然なものとして技術となる。更なる深化として、言語化する段階もあるでしょう。

練習する時は、せめて「わかる」まではしっかりと練習したい。
そうすることで、次のステップへの土台ができる。

ただ、みていると「できる」で練習が終わってしまうひとが多いのですよね。
「わかる」まで練習して初めて見えるものがある。

レベルが上がれば上がるほど、「できる」に至る労力(=時間×練習密度)が大きくなるので、途中で満足してしまう気持ちもわかります。新しいことをどんどん覚えたい!と言う気持ちもよくわかります。

とはいえ、先を見据えるならば、これから築く技術の土台はしっかりと据えたい。それでこそ、高くそびえ立つジャグリングが生まれます。

でもね。
日々の生活の中で、使える時間はとても限られているのです。
特に社会人(集まっているみんなは働いています)は。
そんなひとたちができるに至るためには、練習密度(練習時間の中でどれだけフォーカスした練習をするか)が大切になります。

課題を明確にして、そこに集中して「できる」を目指して行きましょう。

そんな話をみんなでしました。
来たる2024年も、楽しいジャグリングライフがありますように。
一緒にジャグリングして行きましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?