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まず見よう、やろう、受け止めよう

今日(2023年12月20日)は、珍しく大忙しでした。
ジャグリングを教える仕事があちこちで、西は練馬区から東は墨田区まで3件も。
ありがとうございました。ありがとうございました!ありがとうございました!!

それぞれにレッスンの目的も異なれば、年齢層も様々であったのですが。
これだけ集中的にジャグリングを伝えていると、共通して感じることがありました。

それは「見る」ということです。

思い返すと
「見て!」
という言葉をたくさん発したなぁ、と。

こんな風に言うと、その場にいたひとたちが不真面目な印象があるかもしれませんが、そうではありません。

みんな、ちゃんと聞いているのです。
けれども、きちんと見ていない。たぶん、言葉で満足して?自分のイメージを膨らませて、自分の世界に引きこもってしまう。

そして、「ちゃんと聞いたこと」をやってみる。
自分が聞いたイメージで。

残念ながら、それではだいたいは、うまくできません。
ぼくの言語化がうまくできていないのかも知れませんが…

けれども、「見る」を意識して練習をしてもらうと、だんだんと、あるいはすぐにできるようになります。

やり方を聞いて、言葉のイメージをこねくりまわしても難しい。
まずはやってみると、できたり、できなかったり、できなかったり。この過程が大切です。
この経験を踏まえて、脳内でなく、自分の身体通してを感じたことをもとに、改めて「見る」。
そうすると、言葉では汲み取れなかった部分が、見えてくる。

やる。
見る。
目の前の技への解像度が、どんどん上がってくる。

ジャグリングは、身体知です。

知識があったからといって、実践できる訳ではありません。

知識として知るのも大切ではありますが、可能ならば、実際のジャグリングを目の前でよく見ましょう。そして、自分もジャグリングしつつ…完成されたもの、あるいは自分の姿を見て、自分の今を受け止めましょう。その過程で繰り返し繰り返し、技への解像度を高めて行きましょう。そして、また、ジャグリングしましょう。

その積み重ねに、ジャグリングの楽しいが待っています。

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