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福山市への移住

結論からいうと、福山市への移住はなくなった。
なくなったが、なぜ島移住を目指していたのに
まあまあ都会の福山市が選択肢に入ったのか。
それはシュタイナー教育への興味から。

私は現在大阪に住んでいる。
シュタイナー教育は
おとなり京都にも学校があるが
学費面で躊躇した。

福山のシュタイナー学園は
開校したてで生徒数も少ない。
存在を知ったのが遅すぎて
やはり諦めていた。

興味はあるのでインスタをフォローしていたら
オープンスクールに空きが出たとの記事が。
諦めていたのに、これはチャンスだ!と思い
速攻で申し込み、仕事を休む手配をした。

それからオープンスクールに参加し、
次の段階へ進むことも早々に決め、
2日間の体験入学と面談も済ませた。
毎日の宿題となる
①20時就寝 ②デジタルをやめる
これにも息子は前向きに取り組んでいたのだが
残念ながら・・・
少人数のため息子に細やかな対応ができない
という内容の連絡が届いた。

断られることはないと思っていたので
これは結構ショック。
屋久島の山海留学に続き2度目なので
1度目に比べれば動揺は少ないが、
それでも、
あなたの息子は誰かが付き添わないといけない
手がかかる、と
突きつけられたかのようで苦しい。

2年前に見てもらった専門員の判断では、
息子は凸凹さん。
発達障害ではなく、病院に行く必要もない。
いわゆるグレーゾーンの子。

学校では、立ち上がってうろうろすることもないし、
授業中、授業と関係ないことを話しているわけでもない。
じっと、自分の席で動かないよう喋らないよう我慢している。
週1〜2時間だけ、通級教室に行き、のびのびと過ごしている。

息子はいい加減じっと我慢するのがイヤなようで、
体験入学などで行く学校ではありのままの自分を出す。
自由でマイペース、気持ちのままの自分。

シュタイナー教育は自由に見えて自由ではない。
自由に個性を発揮できるようになる教育、というべきか。
デジタルからこどもを守り、睡眠時間を確保する。
夜ふかしもゲームもYouTubeも知ってしまった今の息子にとっては
苦しくなる選択だったのかもしれない。
・・・ということにしておこう。

そして福山への移住はなくなった。
福山への移住の前に瀬戸内海への移住を考えていたが
島へ移住しても結局公立校。
通級もないので
行き渋りへの懸念は拭えない。

島移住して、学校に行き渋って、不登校に、
そうなったらそれでもいいじゃない!
と思ってはいたけれど
同年代の友達たちとの楽しい時間を過ごしてほしい。
そこは諦められない。

だからフリースクールや
オルタナティブスクールも視野に入れることにした。

今までは息子が住んでみたい場所で探していたけれど
これからは息子が行きたい学校で探す。

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