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コミュニティマネージャーの仕事をもっと続けたいと感じるようになりました

今日、ライターとして登壇した初めてのイベントが終わりました。東京の若手ライターとして沖縄に呼んでいただいて、本当にたくさんの話をして。

後日イベントレポートがあがるそうなので、改めて話したことについてはシェアしたいなと思うのですが、全然ちがった角度で気がついたことがありました。


というのも、イベント中、Webライターとして話しているしライターの仕事はすきなのに、わたしがやりたいことはライターでなくてもできるような、そんな不思議な気持ちを感じていて。

なんともいえない思いを抱えたまま登壇していたのですが、質疑応答のタイミングで回答した自分の答えで気がつきました。たぶん、わたしはライターを目的にはしていないんだなって。

きっかけは、ある参加者の方から寄せられた、とある質問でした。

「もしも、あなたのファンの方から『10万円渡します。すきな記事を書いてください』と言われたら、どんな記事を書きますか?」

びっくりな質問だったのですが、もっと驚いたのはすぐに自分の口から出たこたえ。

「未来では変わるかもしれませんが、わたしが全力で取り組みたいことについての記事を書くような気がします。

今のわたしだったら、コミュニティマネージャーを務めている『旅、ときどき仕事』をもっとたくさんの人に知ってもらうために、記事を企画します

難しいことを考えずに、今のわたしが思ったことをそのまま伝えたこたえでした。ああ、わたしは「ライター」でありたいわけではなくて、文章でなにかを伝える・届けるための方法としてライターを選んでいるのだなと。

たしかに、前のnoteでもそんな内容のことを書いていたっけ。

そして、わたしのその先には、今なら「旅、ときどき仕事」というコミュニティや場所が目的地のひとつとして設定されているんだなと、そんなことをふと考えたんです。

イベント終了後に行なった懇親会でも、わたしはライターさん同士の輪をつなげたり、感じている悩みや疑問を一緒に考えるような役割だったように感じます。

ライターの先輩としてアドバイスするよりも「こんな方法ってどうだろう?」を提案したり悩みの種を一緒に考えたり。楽しかった…。



オンラインのコミュニティの場合なら、得意の文章を使ってコミュニティの潤滑油になるのがわたしのすきなこと。

そして、オフラインでは、その方法は文章ではないんだなって感じました。言葉は言葉でも、声だし、音だし、テンポだし。いろいろな方との会話を通して、ライターというコミュニティの輪っかをつなぐ存在であることが、今日もまたわたしにとってはしあわせでした。


そうして帰宅してみて。わたしは本当にライターなのだろうかと自分に問うてみました。そのこたえはきっと、イエスでもノーでもありません。

けれど、わたしの思っていることを成し遂げるための方法は、必ずしもライターの仕事で叶えるものばかりではないのだろうと感じたんです。

今のわたしは、人と人をつなげたり、人と場所をつなげたり、人とものをつなげたり、人と思い出をつなげたり。そんな架け橋のような存在になれることを「コミュニティマネージャー」という方法でも叶えてみたいと思っています。

(最近は、いつか文房具屋さんを開いて人と文房具をつなぐ場所づくりもしたいと思うようになったしそのためのメディアもつくってますが、その話はまた改めて)

そう思うと、わたしは根っから場所や空間づくりがすきなのかもしれない。自分が目立つことよりも、みんながそれぞれの場所でいきいきしている姿を見ているほうがずっとずっとしあわせだから。

そこで、おしらせです。Webの文章のくせして、本論を一番最後に持ってくる組み立て力のなさなのですが、コミュニティマネージャーのお仕事を今よりも少し増やしてみたいなと思っています。

堅苦しい募集記事とかにはしたくなかったのでこんなにゆるりとなんとなく募集してみることにしました。お仕事の幅や内容もきっとコミュニティによってまちまちなので、ご興味のある方はTwitterのDMまでご連絡いただけるとうれしいです。

コミュニティの立ち上げ的なことや運営的なことなど、コミュニティって場で生まれるつながりに関わることができたら、すごくすごくしあわせだなと、そう思っています。

旅先の沖縄から、ゆるりゆるりとした募集の話と考えたことの話でした。
それでは、また今日からも良い旅を。

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