室蘭旅行記 ⑤ (函館#2・帰路)
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元町地区
隣の大三坂を少し下ったところに別の教会が。
こちらは先程の教会よりも若干大きく、壁にはイエスが処刑されてしまう経緯を表した彫刻のようなものと説明文が並べられていた。
キリスト教に関する知識は殆ど無いが、少しだけイエスの最期について学ぶことが出来た。
続いて八幡坂方面に引き返し、旧函館区公会堂へ向かう。
日本とは思えない鮮やかな建物が見えてくる。
こちらは先程とは違い教会などの類ではなく、焼失した町会所の代わりに明治時代に新しく建築されたものらしい。
ここは観光客も多く、スタッフさんも多く配置されていた。
つい最近にも保存修理が行われたらしいが、建物内は様々な場所で歴史を感じる部分が見られる。
公会堂は坂道の上に立っているので、テラスから函館湾を一望できる。
公会堂を出て少し下った元町公園には北海道庁の旧支庁がある。
入れる感じではなかったのでスルー。
基坂を降ると、またもや歴史を感じる建築物がある。
先程の公会堂の建築にも携わっている相馬哲平の会社の社屋として建てられたらしい。
ここから歩いてベイエリアに向かい昼食を購入し、新幹線で仙台に帰る。
函館駅へ
やってきたのはラッキーピエロ・・・ではなく、お隣のハセガワストア。
室蘭でも焼きとりが有名だったが、函館でも豚肉を使用した焼きとりが名物になっており、特にハセガワストアという函館周辺で展開しているコンビニチェーンの焼きとり弁当が有名なので食べてみたかった。
コンビニにしては外観がかなり派手なものになっている。
店内に設置されている注文票に記入し、店員さんに渡す。
焼きとり弁当を購入した後は市電で函館駅に戻ろうとしたが、弁当をその場で作っているらしく結構時間がかかってしまった。
列車の発車時刻まで30分程あるが、次の市電に乗ると間に合わない為歩いて函館駅に戻る。
道中には青函連絡船として使用されていた摩周丸が記念館として保存されている。
ぜひ行きたかったが今回は時間の都合でパス。
10分程歩いて函館駅に戻ってきた。
新函館北斗までの切符を買う為券売機に並んだが、中国人観光客が3つある券売機を全て占領しており、かなり時間がかかってしまった。
乗り遅れるのではないかと一瞬焦ったが、なんとか新幹線に接続するはこだてライナーに乗車。
買ってきた弁当の温もりを感じながら、新函館北斗駅へ向かう。
約20分で新函館北斗駅に到着。
先ほど新幹線で到着したであろう観光客でホームが埋め尽くされていた。
バックパックを背負った外国人も多い印象だった。
北海道新幹線はガラガラなイメージがあるが、最近はそうでも無いのかもしれない。
札幌延伸が楽しみだ。
帰路
乗車するはやぶさ28号。
上りの新幹線もそれなりの乗車率に見えた。
ここから仙台まで新幹線で帰る。
隣に人が座ってくる可能性もあるので、停車中に先ほど購入した弁当を食べる。
購入したのは豚串の他にも塩の豚カルビが入っているやきとり弁当W。
室蘭で食べたものとはまた違った美味しさがある気がする。
新函館北斗駅を出ると左手には恵山道立自然公園の山々が見える。
おやつとしてセコマで買ったラスク。
100円程度と安く、美味しいので北海道滞在中に3回も買ってしまった。
青函トンネルを抜けて、青森側の蓬田村付近を走行中。
青森湾と反対側の下北半島が見える。
この田んぼの向こうにはJR津軽線が通っているが、現在は大雨の被害により蟹田駅以北が長期運休となってしまっている。
私が仙台いる内に東北地方の鉄道は全て乗っておきたいと思っているのだが、鉄道復旧は中々難しい様で残念だ。
そんなこんなで函館から3時間ほどで仙台駅に到着。
飛行機で帰るのが一番良いとは思ったが、函館に寄るためにあえて新幹線を使うことにした。
ここまでご覧くださいありがとうございました。
ー完ー
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