プロフィールのイラストを新調しました!
■〇〇になりたくて作った
かなり変な話ですが…
私はデザインの中で「人を表現するイラスト」に一番興味があるのですが、その中でも一番好きなのがピクトグラムなのです。パーツの一つ一つはただのオブジェクトに過ぎないのに、それが集まると、まるで人のように見える。そんな創意工夫に心を打たれたのでした。
そして考えたのです。自分もこの「ピクトグラム」になってみたい、と。
とはいえ、よくあるピクトグラムレベルの要素では「私」を表現しきれません。自分を構成する要素は何なのかを考えた上で、最もミニマルなデザインを意識した結果、こんな感じになりました。
モノトーン、キレイめ、それでいてちょっとドレッシー。私が好きな要素をこれでもかと詰め込んだ、自分自身のピクトグラムです。
プロフィール画像はこの「ジャケット版」を採用していますが、他にもこんなものをつくっています。
ピクトグラムなのでいろいろな仕草のバージョンを展開できると良いのですが、今のところ作るかは未定。余裕ができたらいろいろ考えてみたいと思います。
■プロフィール画の歴史
プロフィール画像を自作するようになったのはおよそ5年ほど前から。今回のイラストは、実は4代目なのです。今までのイラストの歴史を追ってみたいと思います。
①ドット絵
ドットイラストの制作アプリで作りました。
絵の描き方に関する知識が皆無だったので、完全に「何となく」です。また、当時は作曲というよりサックス向けの編曲が活動の大半だったので、アルトサックスらしき物体を右に配置してみました。
一応白シャツにグレーのネクタイをしてベストを着ているイメージですが、改めて見ると首はパンパンなのかな?という感じですね(笑)本当だったら絵をちゃんと描きたいけど、どうすれば良いかわからないしなぁ…と、もどかしく感じていたのを思い出します。これはこれで頑張っていました。
②線画
ほんのちょっとだけ絵の描き方を学び始めたくらいの作品です。線を適当にザクザクッと引いてみたら、あれ、人の形に見えてきた!みたいな「偶然性」を狙った感じですね。
不整合=アーティスティックという安直な考えから、下書きも一切せずに一発勝負で描いてみたところ、当時としてはかなり良い出来に感じられたんだと思います。耳が高すぎだったり顎が長すぎだったりと、ツッコミどころに溢れていますが、あの時の私にそれを言ったとしても、きっと「逆にそこがいい」と返すでしょう。
服は、人前に出る時向けに買ったカジュアルセットアップとバンドカラーシャツから引用しています。とても文化的な印象で好きなので、今でも「Shino」として人とお会いする場合はこの服を使っています。
③ベクターイラスト
自分なりの絵の描き方や、イラレの操作がわかってきたと感じた頃の作品です。初めてラフをしっかり描き、それに合わせて作ってみました。実は、現行のものも含めて、最も実物に似ているのがこちらなのです。
元データこそベクターで作っていますが、雰囲気はデザインというよりイラストですね。主線を随所で途切れさせたり、ハイライトっぽい白線を入れたりして、カチッとした印象の中に少しだけ遊び心を入れているようなイメージです。
また、今までで初めて黒以外の色のみを使いました。真っ黒って結構インパクトがあるので、少し柔和に見せたかったためです。
そして、現在に至る。
過去最高に好みのデザインが作れたので、おそらく当分これでいけそうです。
が、せっかく作ったので他のことに何か展開できないかな?と模索中。
何かあったらまた記事でまとめてみます!
Shino
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