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サイズが合わなくなってしまった服は手放すべき?

よく、お片付けのプロの方のブログやコラム、本を見ると「今着ない(着れない)服は手放すべき」とか「クローゼットには今着る服のみにする」と書いてあることが多いです。
本当にそうなのか?
私はクローゼットの整理をする度に何度も考えました。

答えはイエスでもあり、ノーでもある気がします。
今回はノーの方の「今着ないけど残しておく服」の話です。

私は今現在着ていない服もクローゼットにいくつか残しています。
今回は「サイズが合わなくなってしまった服」について。
体型の変化で、ボタンやファスナーが閉まらないほどキツくなってしまった服、着れないことはないけど、着た時のシルエットがしっくりこない服はどうするか。

私は
「がんばって痩せたらいつか着たいほど好きな服」
「この服が良い感じに着れるまで痩せたいという目標になる服」
その2点のいずれかに該当するものだけ残すことにしました。
結果的に残しているのは3点。

左からMYのワンピ、A.P.C.のデニム、HYKEのワンピ

膝がギリギリ隠れるくらいのHYKEの半袖ニットワンピ。ウエストがキュッとマークされ、その下がタイトなスカートになったMYの黒いワンピ。そして買った時はジャストサイズで買った、A.P.C.の細身のデニム。

どれも第一子子育て中から第二子妊娠の間の35〜37歳頃に買ったものです。
当時は授乳とベビーカーの散歩でスルスルと痩せていったのですが、その後の断乳、そして第二子妊娠でどんどん太ってしまい、第二子産後はちっとも痩せなかったのです。

ワンピ2点は入らないわけではなかったのですが、着てみるとお腹もお尻もピタピタ。
でも買った時はそれなりにきれいなシルエットで着ることができていました。
体型の変化や好みの変化で手放した服も多いですが、この2つはまたいつか着たいという気持ちが大きくて手放せませんでした。

そしてデニムに関しては、次男の産後以降、ファスナーすらも上がりませんでした。
これを着れるくらいまでいつか痩せたいと思い、体重よりも目安になると思って、時々「ちょっと痩せたかな」と思った時に履いてみています。

そして今年の秋、ゆるく始めたダイエットの成果が出始め、少しずつ体型が変わってきました。
そしておそらく7年ぶりくらいにHYKEのワンピを着ることができました。

バッグ:THE ROW  ブーツ:CAMINANDO

去年買ったロングブーツに合わせたら、脚の露出も抑えられて、裾のキュッとしたシルエットとのバランスも良くて大満足。秋口のまだ暑いけど秋っぽい格好がしたい時期に重宝しました。
何度も手放そうかと考えたワンピですが、残しておいて良かった!と思いました。

黒のワンピは、法事などの喪服ほどではないブラックフォーマルに使おうと買っていたのに、結局一度着ただけでパツパツになってしまい、着れませんでした。
その代わりに、次男産後に買ったゆったりめの黒のワンピを入園式や法事、七五三に着ていました。
つい先日、黒のワンピを両方着てみたところ、ゆったりした方はかえって野暮ったく見えたこともあり、こちらを手放すことに。
次の機会があったら、MYの取っておいたワンピを着たいと思っています。

たぶんミニマリストの方だったら、今着れない服は処分して、また体型が変わったら買い直せばいいと思うかもしれません。
でも私は服そのものが好きだから、そんな簡単に割り切れない…。
その服を見て「がんばっていつか着たい」とポジティブに思えたり、その服でしたいコーディネートが浮かぶのであれば残していいと思います。
少しでもネガティブな気持ちになるなら、いっそのこと手放すこともアリです。
クローゼットに沢山服が溢れているなら、きっともっと違う理由で手放すべきものは沢山あるので、また違う視点で手放すものを見極めるといいと思います。

では私ならどんなものを手放すのか、というのはまた書きたいと思います。

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