なぜ院でなくて就職なのか

今日ある仲間と話した時の気づきがあるので、それを書き留めておこうと思います。
(就職系の話ばっかりでごめんなさい...)

僕は前々からずっと自分がなんとなく院進でなくて就職したいという気持ちがありました。
僕はずっとそれを、自分が早くお金を稼ぎたいから(早く自立できない生活から逃れたいから)だって意義付けてたんですけど、イマイチしっくりこない感がありました。
それを今日話してて思ったのは、「自分にとってより今必要性が高い環境に行きたいから」なのかなと思いました。

人って、何かが必要な時に一番頑張れるじゃないですか。
たとえば期限が先のものはあんまり頑張れないけど、直前のものは頑張れたり。
自分にとって○○なスキルが必要だ!って思って勉強するのと、なんとなく勉強するのでも圧倒的に吸収力が違うのかなと思います。

今の僕はそれを感じていて。
自分にとってはいま、「社会がどうなってて、どういう価値の出し方があって、自分がそこでなにができそうなのか」を知りたい欲はあっても、「具体的な医学分野」について知りたい欲はないんですよね。

自分が将来医学分野で活躍するには専門性が必要そうだからという以上に、自分の中では医学を学ぶ理由はあんまりなくて。
逆に就活では、今自分が欲しているスキルを得られそうだとか、自分の成長という意味で良きメンターやロールモデルに巡り会えそうという意味で、すごくそういう環境を欲している気がして。
今の自分が純粋に惹かれる環境はどちらかというと、就職なのかなと思います。

ただ、それはわりと学業<学生団体みたいになっているから、今の自分の思考だとそう思うだけ、ということな気もしていて難しいですが。

そもそも自分が医療分野に没頭できていないせいで、そこでやれることや医療分野にいきたいという意義付けとか明確な目的を見つけられていないだけ説もあります。
その状態で院にいかなければ、ドンドン医療という世界から離れていってしまう気もしていて。

何にせよ、どちらも具体的に経験した人の話や視点を聞かないと意思決定できないですね...。院はどういう場所なのかとかとか。

今日他に面白かったのは、1stキャリアだからこそできるのは「なにかの専門性やスキルを手に入れること」ではなくて「この若いうちに人間的な自分の弱みを解消すること」っていう考え方です。

そういう文脈で、自分が行こうと思っていた業界をやめて、最初は全く考えもしなかった業界に自分の身を置こうとしている先輩もいました。

ある種スキルはあとから必要なタイミングで学べばいいから、いまそれを軸に1stキャリアを決める必要はないんじゃないかっていう話です。

いろんな人のパターンを聞いてみたいです。ここからVisits OBしていきます。笑

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