見出し画像

宮脇咲良卒業コンサート

6月19日に行われたHKT48宮脇咲良の卒業コンサートの衣装について書いていこうかなと思います。(写真は@345nbさんと@itosugi77さんから使用許可を頂き掲載させて頂いています。咲良が華奢過ぎてボディにちゃんと着れない衣装もあるので素敵な写真を撮って頂いていて本当助かりました!ありがとうございます☺️)

まずはオープニングの衣装。卒業コンサートのタイトルにもなっている「Bouquet」のイメージでもある花柄を基調に、花のモチーフを装飾し、咲良的に卒業コンサートの主役の衣装は後ろが長めの衣装を着ている!というのがイメージにあるらしく😂☺️御要望の通り、スカートの裏側が全てフリル仕様になっているのがデザインポイントの一つです☺️

画像10

画像10

今回、ステージのセットイメージ、グッズ、ブックレット、フォトブースのディレクションをうちの(株式会社オサレカンパニー)松本沙也加、通称「まつ」が手掛けたので、私も足並みを揃えた衣装を作れました☺️まつはIZ*ONEを支える裏方の1人として、咲良ともずっと一緒にいたからこそ全てにおいて咲良の世界観を表現出来たんだと思います☺️

画像3

↑ちなみに、こちらのフォトブースのお花の飾り付けは、博多で有名なフラワーアレンジメントでもあるHKT48の栗原紗英ちゃんのお母様が引き受けて下さり、物凄く可愛く装飾をして頂きました☺️😍天才!

チーム曲ブロックやユニットブロックの衣装も個人的には全部紹介していきたいのですが長々となってしまうので泣く泣く今回は割愛させて頂きました😂😂とりあえず咲良の美しい姿の写真一枚だけ↓😍

画像9

そして最後の咲良のドアイドル衣装として作ったのがこちら↓

画像7

画像8

この時に歌唱した「夢でkiss me」でも「彼女」でもオリジナルの衣装では帽子を被っていたので、どうしてもベレー帽を被せたくて🥺🥺でも変に子供っぽくなりたくはなかったので、色味は紫と青み系のピンクにし、フリルの形状や分量も一定ではなく、ギャザーというよりも、けまわし分量を多く取ったフリルにしました。今の咲良に似合う、ファンの方々も喜ぶ(であろう)アイドル宮脇咲良の衣装にしました😌☺️実際どうだったかな??🤔

そして中盤の全員お揃いの装飾バリバリの水色衣装😘こちらですね↓

画像4

画像12

水色の衣装というのは咲良からのリクエストで、みんなにそれぞれ装飾が多かれ少なかれしているのですが、咲良のはハイブランドのオートクチュールコレクション並みに装飾しました😂ブーツも全面スワロフスキーで埋めギラギラのブーツに😘(なのに写真無し!😂)布地のツイードもオリジナルで制作し、メンバー全員は勿論、ゲストのさしこちゃん(指原莉乃)とはるっぴ(兒玉遥)にもそれぞれのボトムスにこの生地を使用しました😌ただもう2人とも卒業をしていて現役ではないので、今日だけHKT😘みたいなイメージで作ったんですが、2人とも作るとは思ってなかったみたいで凄く喜んでくれたのが嬉しかったです☺️他のメンバー達も喜んでくれて、みんなが嬉しい気持ちを教えにきてくれて「私っぽい形ですー!👶🍼」そりゃそうだろ🤔と思いつつ微笑ましくて癒されました😌

そして最後の桜色の卒業ドレスがこちら↓

画像12

画像12

強く美しく人に優しい彼女には、美しく儚げだけど凛とした格好良さを感じる卒業ドレスにしようと思いデザイン致しました☺️☺️
胸元には咲良の名前にちなんだ桜の花びらのモチーフをオリジナルで制作し縫い付けてあります🌸一番のデザインポイントでもあるスカート部分は、多頭機ミシンを使い、なんと!!フリルの布地を1m作るのに約25m前後の生地が必要で、10m使っているので約250m使用しています😂😨更に裾までの美しいラインを作る為にウエスト周りは間引いて、裾に向かってフリルだけを作り、綺麗に形成致しました🥺さらに後ろのトレーン部分はグラデーションになる様に、布地の色味をちょっとずつ変えてあります🧐🧐

ステージに登場した咲良を、出番を待つHKTのメンバー達が泣き顔のまま静かにモニターを見ている中、誰よりも一期生達がボロボロ泣いていて、いつもしっかりしているなっちゃん(松岡菜摘)も、本当笑顔しか見た事ないあおいたん(本村碧唯)も放心状態に近い感じで泣いていて、りこぴ(坂口理子)に至っては「咲良にこんな素敵な綺麗なドレス作ってくれてありがとうございますぅぅ😭😭😭」と号泣しながら言われ、長い間卒業ドレスを何度も作ってきたけど、着用しているメンバー以外から御礼を言われたのは初めてで、思わず「母親か!」とツッコミつつ、ちょっと笑ってしまいました😂

画像12

そんな絆も深いHKT48☺️実は、今回衣装は咲良本人から「私はHKTを卒業する時はしのぶさん、オサレさんの手掛ける衣装で卒業したいと思っているし、メンバーみんなに自信をつけて貰える衣装を作って貰いたいんです。私もあの衣装が着たいからと選抜に入りたいと頑張れました。初めて自分の名前が入った衣装を手にした時は本当に本当に嬉しくて、今の若いメンバー達にもその喜びを感じて、それを着てステージに立って自信をつけて欲しいんです。それが私に出来る最後の事なんで衣装お願い出来ませんか?」と依頼を受けました。本当、最後まで仲間思いで、衣装をこんなに大切に思ってくれてるなんて…と本当衣装冥利に尽きるなと思いました😢😭

ただ、その時にはうちはHKT48の衣装は担当はしていない状態だったので、色々と解決しなければならない問題がある中で咲良が運営会社に自ら掛け合ってくれて、衣装の必要性をあらゆる観点から訴えてくれて…本当はステージに立つ人間の仕事じゃない事までHKTのメンバーの為に、ファンの為にと動いている姿に私も感動して🥺限られた予算の中で咲良の思いを実現出来る様にと、そしてHKT48・IZ*ONEのそれぞれのファンの方々に素敵だなと思って貰える様に…😌生地制作等含め沢山の方々に御協力頂きました🥺本当に御協力頂きました皆さんありがとうございました😭

今回特に咲良の卒業コンサートを通して、チームでの制作がいかに大事か…心からそう身に染みて思いました😌咲良が持つ繊細さだったり、華やかさを表現する為に、咲良が着用するほぼ全ての衣装に細かい装飾の作業があり、刺繍やビジュー付け・花つけやラインストーン敷き詰めなど含め、細かい手作業がとにかく多くて、私1人では到底出来なかった事で信頼のおけるチームだからこそ出来た衣装だなと思いました☺️

「衣装はステージに立つ私達にとって凄く大事で大切なもの」

そう言ってくれた咲良の気持ちに応えたいと、スタッフ皆が奮起し気持ちを一つに元気に明るく制作に挑む事が出来ました。昔、秋元さんから「観客に涙を流せたいなら、我々クリエイターはその何倍もの汗をかかなければいけない」と貰った言葉を私は衣装を手掛ける上で大事にしています。なので今回の咲良の卒業コンサートで、ファンの方々が自分の推しを推してて良かった☺️推しの可愛い姿見れて最高😍咲良本当に綺麗😭大好き!😆っていう気持ちでいっぱいになってくれてたら嬉しいなと思います😊最後は女神の様な咲良の写真で😌

画像6


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?