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今見ている面白いエンタメ-2023春季-

4月に入り慌ただしく生活していると、もう気がつけばゴールデンウィークが目の前です。ライブや舞台での制限も減り、エンタメ業界にとっては光が見えてくる頃かもしれません。本日は定期的に更新するエンタメまとめです。

今期も面白いテレビやラジオで溢れています。


1.ダブルタップミステリー

パンサー尾形がMCを務める、一話完結型の「意味がわかると怖い」系ミステリーです。「放送禁止」「怖い間取り」「Aマッソの頑張れ奥様ッソ!」あたりが好きな方にはぴったりハマるホラーバラエティです。

1話目から秀逸で、映画「SEARCH」のようなスマホ画面の中で展開していくミステリードラマ。どうしてラストシーンがそうなるのか。そこに張り巡らされた伏線に明確な答え合わせはないのですが、あれこれと自分で考える楽しさがあります。尾形らの推理部分をカットしたオリジナルの動画がYouTubeにも上がっているので、是非チェックしてみてください。

2.正解のないクイズ

単発2回の放送がレギュラー化され、月〜水の夕方からととてもいい時間帯に入りました。

以前にも紹介したのですが、正解のないクイズを各界の天才奇人変人と考えるクイズバラエティ。一視聴者としては、今バランサーとして動いている加納さんが、もっと我を出すと面白そうだなと思っています。

3.とろサーモンのクズメンタリー

念願のクズメンタリーの新作です。この番組が続いている奇跡に感謝。今回もすごい方にインタビューで出会うのですが、とろサーモンのお二人の言葉に熱い血が流れているのが素晴らしい。今絶対見るべきバラエティ番組の一つです。

一瞬のインタビューで表面的にいじることはせず、密着を通して関係を築き、飾らない言葉で本音に近いものを引き出していく。これがギャラクシー賞を取っていない理由を教えて欲しい。それぐらい、今イチオシのエンタメです。

4.Diego

千鳥大吾が館の主人を務め、ツッコミ芸人の力量を測るという趣旨のバラエティ。もともとAmazon prime videoの大阪チャンネル内で配信されていたのですが、続編の配信に伴って本シリーズが公開となりました。

ちょっと面白すぎたので、大阪チャンネルに課金してシーズン2も見ようと思います。特に悪夢の間はヤバかった。声を出して笑いました。「ドキュメンタル」シリーズが好きな方は絶対面白いと思います。

5.東京進出勢近況

今年の4月から上京した関西芸人のライブや番組があちこちで始まっています。

podcastでは「紅しょうがは好きズキ!」がスタート。Episode 1から「私すごい汚いところ触るから」と嫌な出だしになりましたが、二人の喋りのうまさと面白さが一発で伝わる内容になっています。すでに次の更新が楽しみなラジオです。

シカゴ実業中川の「中川ひちゃゆきが銀座でウニを食らうまで」がnoteで更新されています。大阪から上京し、自分なりのペースで成り上がりを狙う日々を綴ったブログ。引越しのダルさを忌避して、より面倒なことになるエピソードに共感し、それ以来しぽしぽと読み続けています。面白い言葉の使い回し、脈絡なく出てくる漫画の例え、まとめようとしていない文体が、直接芸人の頭の中を覗き込んでいるようで面白いです。

6.春ドラマ

今期大豊作の春ドラマ。

私は「風間公親-教場0-」、「合理的にありえない」、「ラストマン-全盲の捜査官-」に決めて見ています。木村拓哉、天海祐希、大泉洋&福山雅治の並びが豪華すぎて、泣いて喜んでいます。

他にも面白そうなドラマがあるのですが、今はとりあえずこれだけ。今の所どれも大当たりの雰囲気です。

まとめ

「ダブルタップミステリー」や「正解のないクイズ」のように自分で考えることをテーマとしたバラエティが増えてきました。そういう意味では「あちこちオードリー」も人生観や仕事観から得られた気づきについてのトークバラエティですね。

一時期流行した、論破やスカッとジャパンのような白黒つける二元論を面白がった時代へのカウンターなのかなと思っています。短絡的で想像力の乏しいエンタメから、より考える余白のあるエンタメが増えてくれたら嬉しいです。

これからのエンタメも楽しみです!

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