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次のM-1審査員は誰?

今年もあと半年でM-1が始まります。

しばらく前からオール巨人が審査員引退を表明していましたが、今年はいよいよ本当かもしれません。上沼恵美子に一緒に審査員を降りようと話したと何かで聞きました。

二人の採点は分かりやすく、直近の大会の盛り上がりを担保した人たちだったと思うのですが、引退が本当なら残念です。

オール巨人は自身が理想とする4分間の漫才の形を重視し、上沼恵美子は喋りの技術の上手さ(ハイテンションなやりとりが続く漫才を特に高評価)を重視しているように見えます。二人とも会場のウケはそこまで点数に入れず、評価軸がブレないところが好印象でした。そういう意味では、立川志らくも会場のウケを気にしませんね。

後から出てくるコンビの方がウケやすくなることを考えると、会場の盛り上がりを点数にしないということはすごく重要なことだと思います。

引き続き二人の審査が見れたら良いなと思うのですが、もしもに備えて次の審査員についても考えてみたいと思います。


継続予定なのはナイツ塙、中川家礼二、サンドウィッチマン富澤、立川志らく、ダウンタウン松本ですね。審査員の負担を減らすためにもあと2人は加入してほしいです。

漫才に熱があり、後進への温かいアドバイスができて、いまも現役の漫才師であること、そしてテレビでも活躍する人を考えると、一人浮かんできた芸人がいます。

ブラックマヨネーズ吉田はどうでしょうか。とてつもなく面白いネタを書き、テレビでも活躍する吉田は、審査員としての資格をすでに持っていると思います。自身もM-1を契機にブレイクしたコンビで、当時のネタは衝撃的な面白さでした。

最近はytv漫才新人賞で審査員を務め、そのコメントから若手への愛や漫才への熱を感じます。活動の拠点を大阪に移したので、なかなか全国区のテレビで見ることはありませんが、個人的にはこの世で一番面白い芸人だと思っています。

ytv漫才新人賞での審査員を見ていると、吉田はそのコンビでできる中で一番面白いことを評価しているように見えます。審査時のコメントでは必ず修正点を指摘し、そのネタの完成度を高めようとする。その真剣な姿勢がいいなと思います。


そしてもう一人の審査員には、普段から舞台に立つという点では外れますが、オードリー若林はどうでしょうか。

事務所はケイダッシュステージで他の審査員と被らず、自身もM-1での活躍をきっかけに世に出てきました。

たりないふたりでの山里亮太とのネタや検索ちゃんでの新ネタを見ていると、どこかで漫才を本格的に再開するんじゃないのかなと思ってしまいます。これは願望に近い予想ですが。

「あちこちオードリー」で時々、吉本芸人たちのなんばグランド花月のトリを務めるという最終目標を羨ましがる姿を見ることがあります。現状、テレビタレントとしての終わり方に悩んでいるように見えます。オードリーは漫才師だと多くの視聴者が思ってるはずで、オードリーの最終目標が漫才師のステージで間違いないはずです。

審査員の依頼→舞台に立っていないのでと断る→どうしても審査員をと再依頼→それならきちんと舞台に立って審査員にふさわしい芸人になると決心。が理想的すぎる展開です。

ネタの強度も高く、M-1では評価されにくいキャラ漫才に光を当てた存在でもあります。若林がどんな漫才を評価するのか見てみたい。

新しいM-1審査員は、ナイツ塙、中川家礼二、サンドウィッチマン富澤、立川志らく、ダウンタウン松本、ブラックマヨネーズ吉田、オードリー若林でどうでしょうか。

順当に行けばますだおかだ増田ですかね。

今年もM-1が楽しみです!

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