家に篭る日々が続いての三連休、やりたいこともやれることも少なく、何だか気疲れしますね。こんな日は今楽しみにしているエンタメを紹介します。

①ミステリと言う勿かれ
今クールの月9。原作ファンなので主演菅田将暉と聞いた時はえっと思いましたが、菅田将暉の低音でとつとつとした喋り方が久能というキャラクターにすごくハマってました。
視聴者の取りこぼしがないように丁寧すぎてテンポの悪いところもありますが、謎の提示から解決までのストーリーは美しいです。詩や歌、自省録などの引用は、ドラマでも十分華やかな素材になっていました。漫画で不自然だった犯人の自供部分は、やっぱりドラマでも気になりますね。でもこの漫画はタイトル通りミステリを題材にしたヒューマンドラマなので、突き詰めるのはほどほどに楽しみたいです。

②真犯人フラグ
真相編に入ってから更に面白くなってます。前クールの最終回は、突然話を広げすぎて白けた感じもありましたが、真相編は謎も次第に解けつつ、ドラマ性も増してきました。
展開に矛盾やヒントの少なさを感じることもなく、こういう考察ドラマにありがちなストレスを感じることもありません。今気になるのは、一星のストーカーである元木が、なぜ林や林の交際相手に近づいたのか、というところです。
毎週楽しみにしています。

③週間さんまとマツコ
鳴り物入りで始まったこの番組、期待して見始めた人も多いと思います。最初こそさんまとマツコのキャラクターに頼っただらだらとしたテレビでしたが、途中からしっかりした企画を立ててめちゃくちゃ面白くなっています。
今は麒麟川島やノブコブ吉村らがプレゼンターを務め、普段テレビに出ないような素人やタレントにスポットを当てる企画が主になっています。
「逆パンジーを作った伝説の罰ゲーム会社・秋山メカの謎に迫る。」や「特集 カラオケ映像の謎に迫る」回あたりが個人的にはツボでした。
初期の放送を見て離れてしまった方にもぜひもう一度見てほしいテレビです。

④やすとものいたって真剣です。
関西漫才師のやすともがMCを務めるトークバラエティ。東京では放映がないので、TVerで楽しく視聴してます。最近のM-1戦士を集めたトークや、サンドウィッチマンを呼んで二組でのトークがものすごく面白かったです。東京に住んでいると馴染みのない、やすともの喋りのうまさ、聞きのうまさに引き込まれます。東京のテレビで見るような、ツッコミやいじりが上手いMCとは違う、喋りの上手いMCというジャンルが新鮮でした。出演者がやすともを信頼しているのが見ていてもわかり、深い話がどんどん出てきます。お笑いファンは必見の番組です。

⑤イット
加藤綾子がキャスターを務める夕方のニュース番組。エンタメとは違うのですが、独自の特集が面白く、平日休みの日や早く帰って来れた日にはよく見ています。
関東近郊での賽銭泥棒を追った監視カメラ、野菜の無人販売所でお金を払わずに賞品を盗る地元民へのインタビューなどの特集が特に興味深かったです。ドキュメンタリーを見ている感覚に近く、こういう方面のテレビやYouTubeが増えても良いのになあと思っています。

⑥野田レーザーの逆算
野田クリスタルとカズレーザーがMCを務める逆算クイズバラエティ。初回から欠かさず見てます。クイズが普通に面白く、出てくる若手芸人のチョイスも良いです。
トークが少なめで単発のクイズが続くストロングスタイルで、媚びない番組の姿勢に好感を持っています。TVerで深夜番組とゴールデンタイムの番組が並ぶ今、深夜番組が勝つにはこれぐらい突き抜けた企画の方が良いと思っています。次のシーズンも続きますように。

⑦ことのはたんご
最後はゲーム。昔流行ったヌメロンの日本語バージョンのようなゲームです。5文字の単語を推理するゲームなのですが、最近ハマって毎日やっています。これは国語が好きな人しかハマらないやつです。興味ある方はぜひ。

最近はお笑い番組がすごく多いなと感じます。前のお笑いブームの時でもこんなにお笑い番組ばかりではなかったような気がします。
もっと音楽番組やドキュメンタリー、リアリティーショーなどいろんなジャンルのテレビが増えたらいいなと思っています。
何かおすすめのエンタメがあれば教えてください〜。