今の方が絶対に楽しいよね。という話になりました。

一人は小中高と同じ学校、もう一人は高校からの友だちと会いました。小学校からの友達と会うのはほぼ１０年ぶり。柔道一緒に行ってたあの子。スポーツセンターはまだあるけど、あの子の住んでいたアパートはもうないとか、そんな話。

学生の頃は人間関係やらなんやらであんなに悩んでいたのに。小中高あわせても、残っている友達は５人もいません。大学時代の友達だって連絡をとるのは一人です。まぁ　これは私のこじらせた性格のせいなんですけど。

自分のしたいことに正直になることがずっとできませんでした。

絵を描くこと、表現することがずっとしたい事でした。なのに、上手くない・センスが悪いと言われるのが怖くて表に出せませんでした。「デザイン会社とか違うんだよねー」と、就職活動もせず、選ばれない自分を見ないようにしていました。好きなことを表に出すことも、それを収入に変える努力もしなかったのです。いつか自信がついたら、タイミングが合えば…と外側から変化が起こることを待っていました。が、そんな日はもちろん来ませんでした。（眼鏡をはずしたら美少女とかそういう発想に近いですね、これ）

そのこじらせた感情のせいで、特に大学の友達とはうまく付き合えませんでした。一応美術系だったから、なんだかんだとその方面に進もうとする周りに対して「お、がんばろうね！」ではなく。「そんなん無理だよ。何もできないよ。」と一人で嫌なやつを爆発していました。友達に絶対したくないタイプ。今ならそう思います。ほんと、面倒な奴。

20代なんて、みんな自信が無いなかをなんとかやっているのに、それをに気付いていなかった。というか、気付かないようにしていたんでしょう。自分が下だと認めたくなかったから。

それから、10数年たち。やっと自分のダメさを自覚し　とりあえず、やれることはやると数年前に決めて　今に至ります。未だにこじらせたままですが、それをアピールしても良い事は起きないなと気付ける程度に賢くなりました。

もっと早くからこれに気付いていれば、と思ってみたりもします。でも、過去には戻れないし、そこを通過したから今があるんだということも知っています。いろんな要素があっての今。過去に戻ってやり直したいとか全然思わないです。

だからか、学校を出たばかりとか、学生の人とかがまっすぐに思いを伝えている文章を読むと、「ああ、この素直さが自分になかったんだよなー。えらいなー。見習おう。」と思ったりします。

で、今日あった同級生の話に戻り…。
お互いに「今の方が断然　楽しいよね」となりました。生活も仕事も、まぁ思い通りに行かないことも多々あるんですけど。それでも今がいい。久々に会った友だちとそんなことで意見が合うなんて最高じゃない！と思ったりもしました。

まとめ・今日はいい日でした。イラスト描きます。文章もうまくなりたいです。