ひとのこころのこれ不思議

「ブスは3日で慣れるが美人は3日で飽きる」
とはよく聞きますが、実際のところ、美人は得してること多いですけど?
と思うところもありますが、わたしは美人でないから、へろへろな恰好してみたり、無様な姿さらしても平気でいられるけど、美人だったら隙なく美しく、美を保たなければならないという、自分や世間の縛りがあったりするのかなあ?と考えてみたりもしますが、身近な例で「美しければいいってものでもないのね」と思う2人の話があります。

ふたりとも背の高い美人で、AさんはSMクラブ時代の同僚。Bさんはその後、まともな会社に就職した時代の某大手メーカーの正社員(わたしは派遣)。
AさんもBさんも、美人なうえに性格もよく、男性からもててちやほやされて、特にBさんは面と向かって「美人」と言われることも多く、男性女性かかわらず見とれて憧れるひとも多く、わたしはそんなBさんと仲良くしてもらって、一緒にでかけたり、うちのパーティーに呼んだり、お互いの交際相手の話をしあう仲でした。

Aさんは実はよい家柄の子だけどいろいろ嫌になって地方都市を飛び出して京都に来てSMクラブで働いていたようで、だいたい同じころに入ったのもあり、女子同士がしのぎを削る厳しいコワイ業界のなかで、飾らない人柄、なかなか面白いセンスでたのしく、仲良くしていました。

そのAさんもBさんも、まったく同じパターンにはまったのです。

自分の好みでない、背の低い男性(Bさんの場合は、当時30歳前後の彼女に対して男性は40歳代のぽってりしたハゲかけたおっさん)から猛烈アプローチをうけ、最初はすげなく断っていたものの、なんどもなんども果敢にアタックされてついに承諾してつきあうようになったのですが、わずか数か月で飽きられてしまったのです。

Aさんの場合は部屋に転がり込んできたその男に100万くらいのお金も貢いでいたそうです。結局、彼との仲を精算して地元に帰り、親の勧める方と婚約、結婚したようです。
Bさんは、はじめは彼が手作り料理をつくってくれるの、と嬉しげだったのですが、相手の反応がだんだん鈍くなり、フェードアウトされてしまったようです。その後、以前つきあっていたけれども相手が海外留学のためにいったん別れた元カレとよりを戻して結婚、子どもも生まれてしあわせそうで、よかったよかったなのですが、どうしてこういうことが起こってしまったのか、勝手に考察してみました。

Aさんの場合:SMクラブのバーのほう(プレイするクラブと、プレイには興味ないけどSMには興味あるとか、プレイの前後に寄るお客さんのためのバーを経営してた)の店長をやっていたC男は、人気嬢のAさんにあこがれ(好きになったというより、人気者を自分のものにして自分の価値をあげたいように見えた)、猛アタック。しかし、目的を果たしたら、興味を失ってしまった。もともと遊び人であったので、すぐ興味が別に移ってしまった。

Bさんの場合:美人のBさんにあこがれ、落としたものの、つきあってみると実際はあまり面白いひとではなかったので、飽きてしまった。

たしかにBさんはニコニコと遊びや飲みにつきあってくれるけれど、自分に主体性がないなあと感じていました。自分でも、「自らなにかを考えたり動いたりすることはない、それを彼に指摘された」的なことを言っていて、それは女性に付き従ってもらうのが好きな男性にはぴったりだけれど、主体性をもった女性が好きなひとには物足りなかったのかもしれないと思いました。

つきあってみて、「なんか違うんだよなあ」となることは多々ありますが、このケースをよく覚えているのは「美人でも、そんな目にあうことがあるんだ」と思ったからかもしれません。そして、最初は袖にしていたのに、つきあうようになって逆に相手に飽きられたのに「ふん、あいつなんてもともと、タイプじゃなかったし」と思わずに(いやだからこそ?)、執着する様子に驚いたというのもあるかもしれません。

いやはや、ひとのこころって不思議ですね。

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ありがたきしあわせ。
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しのぎん

こんにちは!京都に生息する篠木マリです。大学生のときに元やくざの在日韓国人と結婚して親から勘当、別れて復学、負わされた借金返済、授業料、生活費を稼ぐためにSM嬢。それからもいろいろと経験していまがあります。それらをもとにした、あるいは妄想の虚々実々を発信していきたいと思います。

考え事

日常に、本を読んで、映画をみて、ひとと話して、ライブを観て、いろいろと考えることが好きです。考えたことをぽちぽちつぶやいていきます。
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