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ハートドリブンを読んでみて共感したこと

写真はハートドリブン出版お祝いパーティーにて。最高に楽しかったです。

地方へ向かう新幹線の中で本を読み、Noteを書いている。書きながらも涙が出てしまいそうな、素晴らしい本です。書きながらは出ないけど。

私は創業者で筆者の塩田さんや共同創業者の香田さんの2人、そして箕輪さんとも「知人」なので、少しだけ贔屓目のある書評になってしまうような気がしたのだけど、自分の気持ちも読後で新鮮なものを残しておきたいし、この本がより多くの人に届くならば応援になるしNoteに投稿しようと思いました。ハートがドリブンしてます。

読んでみての雑感

実体験とも被るポイントが多く、また私自身の弱みをたくさん超えている塩ちゃんへの謎の嫉妬や焦燥がありつつ、そして共通点もまた多くあってお世辞抜きに最高の一冊でした。多くの人がつぶやいていたが、創業期のハードシングスや、香田さんとの旅行などは涙なしには読めない。ということで、今回は良かったなと思うところをネタバレにならないようには意訳抜粋しつつ、私の気持ちをまとめてみる。

この本を読むべき人について

まず、この本を読んだほうが良いと思われる人について考えてみました。結論からいうと、万人に受けるものではないかもしれない。これは全くディスりではなく、私は良書ほど読者のシチュエーションを選ぶ本であると思うので、これはそれである。

読むべき人は、
・ビジネスパーソンの内、なんらか大きな葛藤を持っている立場の人
・家庭内や自分自身に強いコンプレックスがあり悩める人
・起業家で今にも押しつぶされてしまいそうな人(またはその経験がある人
・逆に、論理的で、世間では成功してると見えるなんかサバサバしてるタイプの人。ロジカルモンスター系。

世の中には100%順風満帆な人は多くないと思うけれど、なんらかで深い悩みを持つ人たち(または気がついていないけど持っている人)にこそフィットする本なのではないかと思う。

私が共感したところをいくつか紹介したい

ここからは、私が共感したセンテンスと一言を添えて紹介したいと思いました。ネタバレにならない範囲で、かんたんな意訳にしています。

ワクワクを大切にしようって言っている僕が、社内ではずっとイライラしいて、つまらなそうにしていたらどうだろうか。もし、パワーを使って社員に発言を許さなかったらどうだろうか。

リーダーなら誰しも体験したことがあるであろう、「言葉」と「行動」が不一致になるシーン。自分自身では気をつけているつもりでも、まわりはピリピリ感をまさにハートで感じ取るし、言行不一致には気をつけたいと思う一説である。他方、イライラしている時に、「イライラしてます」と言えることこそ強さであるというのが大変斬新だし、彼らしいと思った。

なお、私はおそらく社員100人に聞いてもこういうシーンは創業来1度もないようにしているが、それがこの後の項にはつながる。笑

スタートは父親の死。僕が中学1年の時、37歳だった父親が肝臓がんで死んだ。父親は弱音を吐かない人だった。入院中も大丈夫って言ってたし、手術もうまくいったと聞いていたから、突然深夜に呼び出されたときはこれからどうなるんだろうかと不安の中にいた。
〜略〜
次の日から休まず学校に行ったし、笑顔で耐えていた。悲しみの感情は抑えて、長男として頑張ると決めた。その分、誰かに甘えたり、頼るのが苦手になった。

わたしは創業して3年目かな、父親を亡くした。シチュエーションは大変似ており、全く似たようなことをずっと思って会社経営をしていた。人生の有限性に気が付き、それ以来、1日1日をしっかりと生きたいと今日まで走り抜けてきた自分と、その裏側にはまさに誰かへの甘えや弱みを表に出すことは悪であるという固定観念に縛られていたように思う。

初めてキャッシュがなくなる可能性が現実的になってきた。〜略〜なんとかしようと必死でもがくけど、どうしいていいのかわからない。本当に闇の中にいるようだった。

創業期に預金が3万円台になったことがある。
給与を待つスタッフの前で、そんなことは口が裂けても言えなかったが、まさに光の見えない闇のトンネルを猛スピードで運転しているような感覚があり共感していた。
多くの場合は表層的な成功や良さがアウトプットされるため、チヤホヤされがちである。他方の内面的な失敗や苦労というのは殆ど出てこないため、アカツキにもこんな辛いときがあったのだと知れたのはなんだか嬉しい気持ちになった。

明るく輝いているように見えるもの。たとえば、高級車や名声や権力、自分は他の人よりすごいということを示すあらゆるコンテンツだ。手に入れた一時は満足感を得るが、世界にはもっとコンテンツを持っている人がいる。だから、常に劣等感を抱え、人と比較するレースから抜けられなくなる。

観念のモンスター、偽ダイヤレースなど秀逸なたとえによって示されているが、これらは人生を大きくマイナスにしえる点だと言う。これはまさに優秀な成果を出す人ほど、その道程にて陥りやすい罠の1つではないかとおもう。誰かとの相対的な比較ではなく、自分自身にある絶対的な基準によって物事を判別することのほうが幸せなんだと気付かさせてくれる。

真ん中が一番大切。二元論じゃなくて、中心にいる。陰陽で「陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となる」という言葉があるが、その通りいどちらにも偏らず、真ん中にいること。〜略〜 ポジティブな感情はよくて、ネガティブな感情はダメだと思っていたことと同じだ。どちらもあるがまま、その感情を捉えてみる。そうすると自分の真ん中で生きていけるようになる。

これにはハッとさせられた。私自身はまさにポジティブの塊とでも言うか、どんな激しく困難なことも明るく「まぁなんとかなるっしょ。笑」と、ある意味無理矢理にでも思うようにしていた。が、とはいえイライラすることもあるし、ネガティブな感情もある。創業して以来、なんならメンバーの前では出したことが全くと言って良いほどにない。まさに、押し殺していたのかもしれないと思う。

責任がある立場だから、人より優秀じゃないといけないとか、人に頼ってはいけないとか、弱みを見せたらいけないという観念にとらわれていないだろうか。そして、自分に無理をさせていないだろうか。強くあろうとすることと、弱みを見せないことは違う。

これも同じく強く共感するポイントであった。前述の通り、創業者としても、また父親の死などを通じ、強くあること(弱さを見せないこと)への脅迫的なまでのこだわりが私自身にもあったし、まさに自己犠牲の上に成り立たせていたように思う。
もっと自然体で、あるがままに動いたほうが結果的にありたい姿に近づけるし、強くなれるのだと感じる。

おしまい。

適当に気に入ったところを抜粋してみましたが、他にもたくさんメモしました。私自身の事業や組織への向き合い方や、またプライベートな自分。感情に蓋をして抑制していた思考の癖などに、たくさん気が付かせてくれました。

友人ということを指し引いて考えても、本当に最高の書籍でした。是非、多くの方が読んで、素直に、ハートドリブンに生きる世界が訪れたらみんな過ごしやすいなぁぁぁぁと思う次第でした。

最後まで褒めすぎでちょっと気持ち悪いので、読み終わったのでメルカリには早速出しておきます。

あとこれを読んで思ったことは、私も"また"本を書いてアップデートしたいと思ったので、だれか出版社さん、編集者さん、ぜひ。笑



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Takaya Shinozuka

Loco Partners, Founder and CEO Relux http://rlx.jp という一流旅館・ホテルを厳選した予約サイトを運営しています。
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