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ハライチ岩井の聖地巡礼として鶴岡旅行

私は痛いハライチ岩井のファンなので、2年前ほどにラジオで話していた岩井の高校時代の一個上の女性の先輩が先輩が女将をしている宿に泊まることを目的として鶴岡旅行をすることにした。いつか行きたいと思っていたけど、トークの後は同じような考えの人が多くて取りづらそうだと思い、少し時間が過ぎるのを待つことにしていた。最初は新幹線で行こうかと思っていたけど、調べたら東京から鶴岡は新幹線と特急で4時間ほどかかることがわかって絶望したので飛行機で行くことにした。庄内空港はANA便しか出ていないようだったが、幸い私はANAのマイラーなので助かった。まあ、そんなに飛行機乗る生活していないから別にどの航空会社でも構わなかったんだけど。羽田-庄内間は1時間ほどなので一瞬で着いた。旅程は金曜からの2泊3日。

実は私が行った少し前に大好きな漫画「ざつ旅」の鈴ヶ森氏が、鶴岡旅行していたので、ついでに旅程を一部真似することにした。

https://x.com/suzugamori2/status/1778600806700507580?s=46&t=E-TP_ro_LQPyASWY8PHccQ

初日は、めちゃくちゃ雨だった。空港に着いた時は曇りだったのに、鶴岡駅に着いた時には雨になってしまっていた。軽度の晴れ男なんだけど、ここでは力を発揮できなかったっぽい。羽黒山に登る予定だったけど、急遽予定を変更して、室内でも大丈夫なところに。ということで、加茂水族館へ。クラゲの展示では日本一らしく、水族館好きとして前から気になっていた。

鶴岡駅からバスで行くことにしたけど、時刻表を見ると結構シビアな本数しか出ていない。そのため、1時間ちょっとで見て回って帰るとにした。鶴岡には、つるおか1日乗り放題券というお得なシステムがある。Suicaがあれば使えるし、行きたいエリアごとに1000円、1500円、2000円と3種類あるのも便利なので、ぜひ使ってみてほしい。

加茂水族館、思ってたより小さめの水族館だったの1時間もあれば十分みて回れた。クラゲの展示がさすがに圧巻だった。水族館の横に、水産高校があるのも教育的に良い効果があるなと感心した。

水族館を後にして鶴岡駅に戻り、お昼ご飯にラーメンを食べた(庄内地方はラーメンが盛んらしい)。

近場の喫茶店で少しぐだぐだして、初日の宿に向かう。泊まったのは、スイデンテラス。バリバリのオフシーズンで田んぼに水は張っていないので、雑誌とかに載っているような状態ではない。普通に汚い。ゆえにとても安く泊まれた。有名な建築家の坂 茂さんが設計したらしく、建物内をぶらぶらしているだけでも楽しかった。お風呂はもちろんサウナも気持ち良かった。サウナでもそこそこ有名なところらしいと行ってから気づいた。夜ご飯はホテル内のレストランで食べた。コースを品数を自分で選び、選んだ数によって値段が変わるというシステムだった。さすがホテル内だけに値段設定は少々割高感があったが、どの料理も地のものを使っていて、とても美味しくいただけた。ホテル内には本がたくさん置いてあるので、部屋に持って帰り、寝るまでゆっくりと読書を楽しんだ。

2日目は、羽黒山へ。約2500段の階段を登った。五重塔を見たり、団子を食べたりしながら、登りきった。思ってたより疲れたけど、楽しかった。鈴ヶ森氏の旅程のトレースに成功。


鶴岡駅に戻り、近場で寿司を食べる。これで650円は値段設定が狂っている気がするけど、海が近い鶴岡様様だ。しっかり美味しい。

バスに乗って湯田川温泉へ。宿泊先は、ハライチ岩井も止まった、「つかさや旅館」だ。出迎えは女将のかなえ先輩がしてくれた。おお、生かなえ先輩だ!と気持ち悪く内心で興奮していた。内湯は貸切タイプでゆっくりできた。夜ご飯も朝ごはんも最高に量を品数も多く美味しかった。初物の筍がふんだんに使われていて、ちょうどいいタイミングで来れたなとラッキーだった。たけのこ有名らしいよ。館内には、岩井やサンシャイン池崎のサインがあったり、写真があったり、聖地として最高の体験だった。ちなみに、もちろん「焼き鳥ひで」にも行った。夜ご飯食べた後で、普通にお腹いっぱいだったので串を数本だけにして、さっと食べて宿に戻った。チェックアウト後に宿泊者だけへの内緒のトークも女将として、鶴岡市内に戻る。

致道博物館や鶴岡公園をぶらぶらして、30分ほど歩いて、岩井たちも食べた蕎麦屋の風土へ。

臨時休業していた。絶望。旅行先で徒歩30分で臨時休業。悲し過ぎる。近場にちょうどいい飲食店もなかったので、風土の後に行く予定だった、喫茶店で昼食をとることに変更。行ったのはMILK。かなえ先輩や岩井たちが盛り上がりすぎで店主に注意されたという喫茶店。昔ながらの雰囲気でゆったりとした時間を過ごせた。ドライカレー美味しかった。

これにて、聖地巡礼スポット巡りは行ける範囲では終了したんだけど、中途半端に時間が余ったので、急遽酒田に行くことにした。飛行機の時間と飛行場へのバスの時間もあるので、酒田でも1時間しかない。無料のレンタサイクルを借りて、山居倉庫と本間美術館の庭園を見ることにした。観光案内のおじさんもとりあえずここ抑えとけば充分と言っていた。どっちも良かった。短時間の滞在で十分満足できるタイプの観光地だったので非常に助かった。自転車で走ってると鳥海山がバンっと見えるのもよかった。やっぱりデカい山は正義だなと改めて感じた。

2泊3日、今回はゆったりとした大人の旅行をするぞと思っていたけど、終わってみたら意外と予定が詰まった旅行になってしまった。いつになったら、おとなしい旅行ができるようになるんだろうか。
終了。

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